昨年12月に学会に行って帰ってきて、
ひさしぶりに高熱を出して以来
なんだかふぬけになってしまいました。
ここ数年分の無理がどっときたような気分です。
准教授の先生にはふぬけになれるのがうらやましいと言われましたが
まさにそのとおりでふぬけは学生の特権です。
ふぬけになった分、考える時間が増えました。
これまでの自分を顧みると
がむしゃらに頑張ってきた割には
なーんも考えてなかった、わかってなかったなと反省します。
ラボの後輩をみてると
昔の自分を見ているかのようで
恥ずかしいような、考えさせられるような、
不思議な気分になります。
人間って不思議で、
経験を積まないと視覚的に見えてるものでも
意識的には「見え」ないものですね。
実験結果の解釈しかり、人に対する評価もしかり。
3年前に見ていたモノは同じはずなのに、
いまは全く違う見方をしている。
今の自分の身の上はかなり不安定だし
だからこそ人生は面白いのかもしれないけど、
今考えてることは、3年後の自分から見たら
なーんであんなこと考えていたんだろうと、
ばかばかしいことこの上ないのではないのかと思うと
不安だし悩ましくもあるわけです。
かといって先の見えてしまう人生は
RPGみたいですぐに飽きてしまいそうなんですがね

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