真夏の夜のジャズ喫茶は冷房が効いていて涼しい。皆さん来ればいいのだが、常連さん達はプライベートや仕事の関係でお休み。そんな所へオーディオ好きボーカル好きな女子が初来店。おまけに「百合子の部屋出張生配信サービス(日活ロマンポルノ風だな)」の出前が有ったので、そちら側のオーディエンスも来ていつもより賑やかな夜となった。
さて、本日の1枚目。リンカーンセンターでのコンサート。1曲目はあまりに有名なやつなのでB面をかける。この時のトニー・ウィリアムスはまだ18歳だ。ジョージ・コールマンのサブトーンの感じがとても心地よい。他のアルバムを聴いていて、あ、このテナーいい音だな誰だ?と思ってジャケットを見るとこの人だということがある。でもこの人を聴くためにアルバムを選ぶということがないのは何故? 64/2録音
オーディオ女子のリクエストでドリス・デイ。なにやら自宅にはゴリゴリのセットを持っているらしいがアパートなので音量が出せないそうだ。この近くだと志木駅の近くにBUNCAという店があると教えると早速スマホで検索。なんと今年の2月に閉店したとのこと。クールビューティーな奥さんが亡くなってしまい、マスターひとりでは立ち行かなくなったらしい。約30年前、日本橋本町に勤務していたころ会社の近所にBUNCAはあり、外出の行きや帰りにたまに立ち寄ったのだった。志木に移転してから1度だけ行ったことがあった。お悔み申し上げます。録音月日不明
滅多に聴かないこのアルバムはWikipediaに載っていないのだ。ショーター、ハッチャーソン、ハンコック、ロン・カーター、ビリー・ヒギンズ。ほとんど聴かないで終了。67/7録音
ここで百合子の部屋出張生配信がスタート。目が充血したとかで怪しいいで立ちで登場し、結論を得ない不思議なトーク展開後、ウクレレ弾き語り。20分くらいの配信だけど250人くらいが聴いたらしいのでかなりスゴイことなのではないかと思う。
はい、気を取り直してこちら。A面とB面でメンバーが違う。A面は、カーリー・ラッセルとマックス・ローチ、47/6録音。B面はジョージ・デュビビエ、アート・テイラー、53/8録音。今回はB面を聴く。
あまり聴く機会が無いのでかけてみた。今夜は珍しく二人も白人女性ボーカルを聴いてしまった。今度特集してみようかな。53〜55録音
本日最後の1枚はこちら。最近知人から大量に貰ったCDの中から発見。吉岡秀晃の初リーダーアルバムだ。30歳。痩せている。ライナーノーツを見ると、先にかけたパウエルのアルバムに多大な影響を得たとのことである。奇遇だ。90年録音

来週もやりますよ。

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