今回は、ジャズの街、神戸についてお届けします。
神戸の経済的中心地は三宮です。埼玉で言えば大宮みたいなもんです。で、ジャズのお店は北野坂という通りに集中しています。この北野坂はジャズストリートと呼ばれているのですが、こんな感じです。
カラオケBOXだってこんなです。
アパートを捜しに行った日に入ったソネをはじめ、三宮の大方のライブハウスが集まっています。中でも象ビル(入口に象の像がある)とヒルサイドテラスという雑居ビルにはジャズのお店が3軒ずつ入っています。

上は象ビル、下はヒルサイド・テラス
ソネは神戸の中でも一番の老舗。神戸のジャズはここから始まったんだそうな。民家にビルを付け足して増殖したハイブリッドな外観。店内は広く老舗の名に相応しい感じです。
象ビルのY'sRoadという店に武井努というテナープレイヤーを聴きに行きました。この人、数年前にYouTubeで初めて演奏を聴きました。サックスおじさんのブログで、なんだか関西にいかしたテナーがいるよ、と紹介されました。高速道路の下で練習したのを携帯電話で録画したんだそうです(本人談)。最近デュオのアルバムを出した清水武志というピアニストとのライブでした。

武井さんは、今回関西に来るにあたり、聴きたい3人のミュージシャンのひとりでした。
期待通りの音色のテナーでした。しかし何ですね、演奏前に漫才みたいなトークが入るのですね。このゆるさは関東には無いです。

ピアニストがボケでテナー吹きが突っ込み。これはこのデュオだけの特徴でしょうか。
さて元町ですが、ジャズのお店が4軒あります。家から一番近いのがJustInTimeというお店。大きなスピーカーが置いてありました。家具調こたつならぬ家具調スピーカー。きっと有名ブランドのものだと思われます。武井さん一押しの店。

こちらライブも頻繁におこなっていますが、やや割高。来週、竹田一彦(g)&岡田勉(b)というライブが催されますが、MCが4千円。どうしよかな。
元町に来て最初に入ったJamJamという大きなジャズ喫茶。大きなスピーカーといかしたカウンターが良いです。
萬屋宗兵衛。先日、ジャムセッションを覗いたら土岐英史(as)が吹いていました。セッションホストはアロージャズのメンバーのようです。アマチュアプレイヤーもレベル高かったです。右端が土岐英史。
最後は南京街の近くにあるM&Mというお店。大きなJBLのスピーカーの間にマッキントッシュの大きなアンプが置いてあります。スピーカーの上のフィンは置いてあるだけらしい。年に5〜6回、ライブもやるそうです。

こちらのオーナー。もしかしてボーカリストだったのかなという雰囲気です。いい感じのカウンターです。


0