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2010/1/27

希少なあの子  

先週末、津山の百貨店アルネにあるアートギャラリーへ[甲虫展]を見に行きました。
出展者は津山で塾経営をしているという石川さん。

以下、この展示会のしおりから抜粋させていただきます。

今回の甲虫展は、私が15年間に岡山県北や沖縄県の国頭村、インドネシアのジャワ島などで採集した、33科の1000点以上(標本箱22箱)の標本を展示しています。(中略)特別にめずらしいものや学術的に価値のあるものなどはいませんが、大きいものでは、体長8.5cm、触角の長さ17cmのカミキリムシなどがいます。
昆虫とむきあっていると、自然を緑のままに守らなければならないという気持ちが強くなってきます。開発や造成などで自然がこわされると、真っ先に影響を受けるのは小さな生き物です。私はこの小さな生き物が生息できる環境を守ることは、人が住みやすい環境をつくることとイコールだと思っています。(後略)


そんな訳でいっぱい甲虫の標本箱が並んでいます。
ゾウムシなんかもきちんと針に刺さって並んでいます。

「キクイムシ、キクイムシ・・・」って探しますが、ありませぬ。
かろうじてナガキクイムシ科という表示がありました。
せっかくの機会、甲虫博士にお聞きしよう!と石川さんと思われる男性に「ハンノキキクイムシ」について尋ねてみました。
最近はキクイムシを見ないといいます。
「いましたか!?」って逆に訊かれてしまいまして。

「屋内で不意に見ることがあったんですけど、それきりなんです。
居るところが分かれば会いにいきたいのですけど。」

「居るとしたら、森に入って朽木の皮を剥がして・・・だろうけど、キクイムシ全般を見なくなりましたね。」って。

大好きなハンノキキクイムシに会えなかったことは残念だけど、たくさんの甲虫標本を見て、あの子(ハンノキキクイムシ)よりチャームな子はいないことを改めて確信しました。

私は虫が好きだけど昆虫採集には興味が向きません。
動いているのを眺めていたいから。
以前↓こんな本を読みました。読んだら昆虫採集をする人の気持ちがわかるかなぁと思って。ちょっと分かったような気もするけど、やっぱり私は眺めていたい。
でも虫を愛する気持ちは一緒なんだと思いました。
興味のある方はご一読ください。


虫捕る子だけが生き残る
〜「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか〜
(小学館101新書) (新書)
養老 孟司 (著), 池田 清彦 (著), 奥本 大三郎 (著)







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