● ブログを引っ越しました →  雨玉舎もよう

2007/4/24

魅せられて  木版画

 Wind is blowing from the Aegean〜 おんなはうみ〜
の「魅せられて」で有名なジュディ・オングさんの木版画展に行ってきました。
新見美術館で『ジュディ・オング倩玉 木版画の世界展 −日本の美に魅せられて−』開催中です。

以前、たまたま見たテレビ番組「ソロモン流」でジュディさんが木版画に精力的に取り組んでいることを知りました。
その大きな作品をいつか生で見たいなぁと思っていました。
それが、思いのほか早く叶いました♪
しかも、ミニトークショー&サイン会があるというではないですか!!
締め切り直前に知り、慌てて往復はがきで申し込むも残念ながらハズレ。
240/546の倍率でした。さすが、人気者です。
ま、その日は混むだろうし、今日ゆっくり鑑賞できて良かったかな♪

いやー。大きいです。
生で見ないと伝わらないものですね。テレビの映像ではわかりません。

クリックすると元のサイズで表示します

この《紅楼依緑》コウロウイリョクのサイズは1185×1588mm。

浮世絵の伝統木版画とは全く違う印象です。
絵具はガッシュ(不透明水彩絵具)に顔料を混ぜているそうで、一見シルクスクリーンのようなアクリル画のような感じを受けます。
和紙にぽってりと絵具がのっています。

何点かは下絵(水彩画)と並べて展示されていましたが、一見したところではどっちが下絵なのかわからないほどです。
下絵を忠実に木版画で再現しています。

前に居たおばちゃんは連れに「コレが下絵よ。」と完成作品を見て云う。
つっこみたかったけど、黙っていました。
どっちでもいいか。
他の展示室でも別の人が「これは版画じゃないのよね。」と。
木版画展に来ているのに、「木版画」であることすら気付いてもらえないとは!
確かにそんな感じです。超木版画みたいな…

ひとくちに「木版画」と言ってもいろいろだなぁと改めて思います。
日本家屋を題材にしている作品が多いのですが、黒が美しい!
とにかく黒々としています。

作品が大きいだけに版木や紙の伸縮に苦労すると言っていましたが、見事に扱いきっています。
その数十分の一のサイズの版木と紙の伸縮にぴぃぴぃ云ってる自分を振り返り苦笑い。

いろいろな意味で気付きがあり、制作意欲もわいてきました。
遠かったけど、それだけの甲斐がありました。




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ