「Daytona Sigma Silver Gilt Dial」
ROLEX

オイスター手巻きデイトナの中でも興味深く、かなり珍しいROLEX OYSTER COSMOGRAPH 手巻きデイトナのデイトナ表記無しシルバー・ギルトのシグマ・ダイアル(σT SWISS Tσ)・・・・・
このダイアルNo.6263/5が正しければ、純正パーツブックに載っている品質コード5からはロレックスの言う処の金メッキや純金とも違うgold cape yellow 18k (Goldshell) ということになります(シグマ表記については上記純正パーツブック抜粋画像参照=説明省略)。
品質とは別にダイアル自体を見てみますと・・・
これのシルバー文字盤はサブダイアルだけシルバー・ギルトになっていますが、黒文字盤はサブダイアル以外が全部シルバー・ギルトになっています・・・
手巻きデイトナ金無垢スタンダード文字盤のシャンパンダイアルのサブダイアルがギルト、黒文字盤のサブダイアル以外全部がギルト・・・
と、同じような仕様になっている事例からは、シグママークの有無に関わらずギルトではないスタンダードS/S用文字盤とは異質で、銀粉の微妙な高級感ってよりも逆にストイックなクールさを感じてさせてくれます・・・
クロノ系ではこの文字盤以降(プロモデルでは14270ブラックアウト以降)から現行に至るまで、意図的とも言えるシルバー・ギルト仕様が見られなくなったのは少し残念ですね・・・
因みに、ROC表記一段下がりが特徴のこのシルバー・ギルト・ダイアル、当時のカタログにも確り載っているが確認できます・・・

PS:画質悪く黒色が太く映り過ぎています(汗)

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