昨日に続いて今日も暑かったですねぇ。九州とかは梅雨明けしましたが、関東は8月になって梅雨明けしそうだとか。数年前にも梅雨明けが8月に入ってからというのがありましたけど。今年は特に梅雨が長かったと思いますね。確か5月の終わりくらいに梅雨入りしたんじゃなかったかな?
まぁそんな暑い中、学校に行ってきました。もう期末試験期間で、講義自体は今日の補講で最後となりました。明日までの都市計画レポートと、土曜の倫理学試験、月曜の経済学試験が終われば夏休み!
8月には言っても卒業研究のためのゼミが毎日のようにありますけど、それでも夏休みというのはそれだけで十分いいものですね。
だいたい。毎年夏休みは、旅行に行くほかは家で暇してるか、バイトに行くかしかすることが無くて退屈なんで、学校に行くほうがむしろいいかも知れません。ただ今年は、自動車免許を取らねばならないというのもあるんですがね。
都市計画のレポートのために写真を撮ってきたので、いくつか挙げてみます。
東武東上線の東松山駅。歩行者と自動車が全く分離されていない、最近では珍しい駅前。夕方通勤時間帯には、バス待ちの列が長く伸び、混沌としている。その狭いスペースで一般者は転回、バスは通行していく、歩行者は横断していく・・・。今後オランダをイメージした新駅舎に建て替えられ、駅前広場も設けられる。先日その工事が始まった。

いまメインページでトップに使っている写真。駅前の大鳥居は街のシンボル。最初の写真は丁度鳥居の前で撮った物。バスの向こうにレオパレスの看板が見えるが、そこが駅。駅前通を来ても、鳥居とレオパレスが見えるだけで、駅があるとはとても見えない。

「駅入口」の停留所。こういうタイプの停留所は問題。バス乗降のために歩道が切り欠かれているが、中途半端な切り欠きはバスが歩道に寄る事が出来ず、かえって乗降を困難にしている。後続車は追い越しは出来ないし、折角のノンステップバスのスロープも役に立たない。

熊谷市で開発された「熊谷UDブロック」が東松山でも採用されている。熊谷市では水色に塗装されたり、シンボルマークが描かれていたりと視認性が良いが、東松山では無塗装である。このブロックは2箇所の切り欠きがあってスロープになっているのが特徴。車椅子はスロープを利用して段差を解消している。完全な段差なしだと視覚障碍者が歩道を認識できなくなってしまうためにこうなっている。因みにUDはユニバーサルデザインの略。

市街地の真ん中にある下沼公園。東松山周辺は沼地が多い。下沼、上沼は公園になっており、市民の憩いの場となっている。散歩している人も多い。

自動車の通行が少ない裏道はレンガ舗装になっているところが多い。東松山は「歩けと花のまち」という街づくりをしている。自動車通行の多い通りと区別したこうした舗装で自動車の通行速度もある程度抑制できていると思う。特徴的なのが、点字ブロックが設けられていること。なかなかこうした例は見かけられないものである。

本町にある広場。東松山の市街地には大小の広場が点在している。公衆トイレが置かれているところもある。下沼などもそうだが、こうした休憩所があちこちにあるのはなかなか良いもので、ちょっとした休憩などにつかえる。
東松山は歩道の狭いところが多いが、幅の広いところではベンチが置かれていたり、歩いて生活できる街がつくられている。もう少し歩道が広ければなお良いと思う。

市街には古い建物が多い。こうした建物を巡るのもまたよいと思う。東松山は豊かな自然を生かした「ふるさと自然のみち」というコースを作っている。市内のあちこちで「〜コース」とかかれた標識を見ることが出来る。
・・・というわけで東松山市の市街地の整備の様子を紹介しました。今回はこれを元に東松山の今後の街づくりの提案ということで、レポートを書いています。

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