オリンピック開会式  

今日は一日、新聞の記事を執筆、
座談会の分は
いよいよ今夜文字起こしが終わるようなので、
明日からかかります。

ソウル行きの人たちが、
その後の連絡がないと心配しているようなので、
旅行会社からの最終案内の前に一つ連絡をしました。
いよいよ来週ですね。

夜は北京オリンピックの開会式を地デジのきれいな画面で。
今度ほど世界中の人から冷たい目でみられているオリンピックは珍しく、
その中で行われる開会式。
今までどこの開会式も真面目に録画しており、
過去最高の演出は前回のアテネだと思っていました。
が、今回のチャン・イーモウの演出は、それを越えました。

4年前より技術が進んでいること、
専用スタジアムで最初から演出を織り込んだ設備になってことなど、
成功の要素はありますが、
それでも、中国の絵巻物をコンセプトの中心に置いた演出はなかなかのもの。
フィールド中央に置かれた発光体のスクリーンは、
ラスベガスのセリーヌ・ディオンのショーの背景の
発光スクリーンを地上に置いたと考えればよく、
これが実に素晴らしい効果を上げました。
加えて、照明、音楽、衣裳、仕掛けのことごとくが素晴らしく、
人海戦術は好きではありませんが、
やはり、あの統制の取れた動きは感動モノ。

冒頭の北京の町に上がる花火が
足跡を作って、それがスタジアムに向かうというアイデアから始まって、
見事な統一感の取れた演出。
このセレモニー前の1時間のアトラクションは、
中国嫌いの事務局長でも感心しました。(感動ではない)

その後の入場行進は、とにかく長い。
また、漢字の画数の少ない順という、
へんな順番で、いつどの国が現れるか分からない。

実は、開会式というのは、
オリンピック憲章で細かい式次第が定められているのですが、
行進一番はギリシャ、
最後は開催国、というのはあっても、
アルファベット順とは書いていないようです。
今回は、その盲点を突いた順番。
日本だからアイウエオ順に、
というのと同じ。
国際大会なんだから、やはりアルファベット順が正しい。

行進のBGMが五大陸の民族音楽というのは、ちょっと。
全然心が弾まない
普通の行進曲では、どうして悪いのか。
入場行進も整然とせず、
だらだらのリラックス。
いつからこんなになってしまったのか。

東京オリンピックの時は、
心も弾む「東京オリンピックマーチ」を初めてとして、
ごくスタンダードな行進曲で、整然と進んだのに、
今のは何ともだらしない。
やはり、「祝祭」なんだから、規律は守らないと。

オリンピック旗掲揚の部分は
「オリンピック讃歌」の演奏と憲章で決まっていますが、
今回は子供の合唱。
東京オリンピックの時は、
オリンピック旗入場の時から讃歌の楽器演奏で、荘厳でした。

入場行進が終わってみると、
選手の靴の裏に着いた絵の具が
行進の間にステージ中央の絵に転写され、
お花畑の絵が完成していた。
コンセプトは貫かれている。
見事なものだ。

聖火の点火の演出も素晴らしい。
最後の最後まで絵巻物だ。

だらだら入場のせいか、
時間が押して、
NHK衛星放送は30分延長。
用心して長めに録画予約した事務局長も
一旦停止して延長。

NHKはアナウンサーが男女二人と谷村新司。
東京オリンピックの時はベテランアナウンサー一人で、
大変文学的なナレーションをした。
今回のは、谷村新司のコメントがうざかった。

実は、今度のチャン・イーモウの演出を見て、
2016年の東京オリンピック、やらない方がいいのではないかと思いました。
とても、こんなにはうまくいかない。
日本的で生真面目で洗練されないのは見たくない、
と思った次第です。






コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ