ブルーな一日  

事務局長、さすがに今日は一日ブルー
安倍さんの大敗もさることながら、
組合顧問の保坂三蔵さんのことを考えると・・・。
別に組合としては、困ることはありませんが、
やはり長年の付き合いの方が負けたのは悲しみが共鳴。
区議2年、都議22年、国会議員12年、
計36年の議員生活の歴史が、
こんな理不尽な形で否定されるとは

赤坂プリンスでの励ます会の盛況、
日比谷公会堂での集会の
会場からあふれる聴衆はどこに行ったのか。
その心中を思うと、ちょっと辛い。
まあ、それが「時代の流れ」というものなのですが・・・。

こういう時こそ、真の友が分かるもので、
組合としては、
来年の任期まで顧問はつとめていただきます。
もし3年後に再挑戦するというなら、
それまでの間も、顧問をお願いします。
そう、近藤理事長と話しました。

ところで、直前予想で「46〜49」などと書いて、
とんだ恥をかいてしまいましたね。
コメントでお叱りも受けました。
ここのところ、数回の選挙の風が読めていたので、
自分は典型的な国民の感性、とのおごりがありました。
当初から「今度の選挙は読めない」と表明していたのを
貫けば良かったですが。
まあ、人生、恥をかくこともありますから。

ところで、誤解している方がいるかもしれませんが、
事務局長、自民党の支持者ではないですよ。
自民党の体質は元々嫌いで、
総務会で全員が賛成しなければ何事も進まない仕組みなど
族議員活躍の温床で、
変えなければならないと思っていました。
(小泉さんがやりましたが)

だから、前はずっと小沢さんの「自由党」に投票していました。
当時の小沢さんは決してぶれませんでしたから。
しかし、小沢さんが民主党の党首になって、
「正三角形外交」とか「世界一の格差社会」とか、
何だか「物欲しげ」になってから嫌いになりました。

ただ、今回の選挙戦での
一人区行脚とか、
「衆議院で半分を取っていても、
参議院が半分とれなければ、
政権運営はできない。
それが政権奪取への突破口」

と言っていた戦略とかは、
やはりこの人はただ者ではなかったな、
「敵ながらあっぱれ」とは感じます。
小泉さんも天才でしたが、
小沢さんも天才。
そのはざまで、普通の人の安倍さんは分が悪かった。

話は戻しますが、
自民党を応援したのではなく、
安倍さんを応援していたのであって、
自民党に勝ってほしいと思ったのは、
安倍さんが活躍しやすい環境を求めたからです。

では、なぜ安倍さんを支持するかというと、
北朝鮮の拉致問題に対して毅然たる態度を取り続けている人は
この人だけ
だからです。
今度のことで金正日が喜んでいるかと思うと、大変しゃくで、
家族会のみなさんはさぞ悲しんでいることでしょう。
もっと日本人は北朝鮮に対する怒りを持ち続けるべきです。

そうした中で今回の敗戦ですが、
安倍さんの9カ月は立法部分ではなかなかのものだったと思いますが、
それが通用しなかったのは、
二つの原因がありました。

第1は、その実績の内容を
一般国民に正しく、分かり易く伝える手法を持っていなかったこと。

そして、第2のこちらの方が重大なのですが、
憲法改正も、教育基本法も、公務員改革も
実はそんなことは国民は別に望んでいなかったのかもしれない
ということです。

憲法改正なんてしなくても、自分たちは幸福だ。
教育基本法なんて変えなくたって私たちの生活は成り立つ。
天下りはいやだが、公務員改革しても結局はなにも変わらないんだろう。

そういう国民を前に
大上段に刀を振り回しても、
ほとんどの国民は誰も評価していないのではないか。
そういうのが民意ならば、
そういう政治をするしかないのではないか。

そう思うと、また例のマリー・アントワネットの話が頭をもたげます。
「お妃、民衆はパンがなくて飢えているのです」
「バカねえ、パンがなければ、ケーキを食べればいいじゃないの」

ちょっと意味は違いますが。

「戦後レジームからの脱却」も「美しい国」
志は良いですが、
「戦後レジーム」そのものの弊害など感じていない
ほとんどの国民に、通用するはずはありません。
「美しい国」もイメージが希薄なので、
美意識や美学の必要性など感じない人たちには
意味がわからないでしょう。

そういう人たちにも「そうだな」
と思わせるような
語り口や絵解きがなければ、それは無理で、
まず、その伝達能力の修練から始めなければなりません。

それでも、安倍さんを評価する人や
年金問題でも本質を見抜いていた人は沢山いたわけで、
今回の結果はそれだけではすまなく、
安倍内閣は国民から嫌われてしまったのです。
なぜ嫌われたかというと、
やはりそれは閣僚たちの不祥事に対する
煮え切らない態度で、
柳沢厚生大臣・松岡農水大臣・久間防衛大臣と続いた後に、
赤城農水大臣が決定打で、
あの時、毅然として
領収書の提出を求め、
出せなければ更迭し、
他の議員が何と言おうと、
政治団体の費用の全面開示を決めれば、
ここまで侮蔑され、嫌われることはなかったでしょう。

その上、追い打ちがあのバンソウコウ
あのタイミングで、あんな皮膚病にかかるという巡り合わせが
今回の選挙に運がなかったことの象徴です。

「姫の虎退治」なんて、誰が言い出したのか知りませんが、
けなげな女性が古い体質に挑戦を挑む、
イメージがよく伝わりました。
是非はともかく、
大衆の心を掴む、というのはそういうことです。
片山虎之助さんというのは、結構面白いことを言うので、
好きでしたけどね。

それと、島根の敗北は象徴的
安倍政権の最初のつまづきは、
青木参院会長の横車による
郵政民営化反対議員の復帰でしたから。

最後の頃、安倍さんは街頭演説の手応えに、
「新聞の調査結果は本当なのか」
と新聞報道との乖離を口にしていたそうですが、
その背後には、団体宛てに知らせが舞い込み、
動員された人々がいたことを
本当に御存知なかったのでしょうか。
寄せ集められた聴衆の反応を見て「いける」と感じていたとすれば、
まさに「裸の王様」です。

既に書いたとおり、
事務局長は安倍さんに頑張ってほしいと思っていますので、
続投を表明した以上、
自民党のみなさんは支えてほしいと思いますが、
それができなければ、
民主党に政権を渡して、
小沢流の改革をやらせるのも国民のためかもしれません。
天下りの禁止、補助金の全廃、特殊法人や特別会計の廃止を
公約にしているのですから。

かつて、小沢さんが反対者を切り捨てて、
自分の作った党を次々と瓦解させた時、
どなたかが、
「小沢よ、岩手に帰れ。
そこで静かに蟄居していれば、
やがてお前が必要な時代が巡って来て、
呼び戻されるだろう」

と言いました。
岩手には帰りませんでしたが、
今、その時が来ているかのようです。

安倍さんは続投というイバラの道を選びましたが、
一度傷のついた政権が再び国民の信頼を得るというのは
並大抵のことではありません。

混乱すれば、迷惑するのは国民です。
もし、行き詰まることがあれば、
潔く身を引くのも一つのあり方です。
その後は蟄居して
時が至るのを待てばいい。
小沢さんがそのお手本を示しているのですから。




2007/7/31  20:37

投稿者:SSM

安部さん大敗は残念でした。
「北朝鮮の拉致問題に対して毅然たる態度を取り続けている人はこの人だけだからです」
 この毅然たる態度を身内(閣僚)にも向けていたら
国民はこんな審判は下さなかったと思います。
 
 絆創膏大臣は即刻やめるべきです。この期におよんで
何を考えているのか

比例区では事務局長ブログを参考にN女史に入れました。これからも予想は予想ですから、めげずに書いて
下さい。期待しています。


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