あらぬ疑い  身辺雑記

先日、手の甲に出来た良性の腫瘍の除去手術をしたことを報告しましたが、

(その時のブログは、↓をクリック)

手術をしました

抜糸の際、担当医師(女性)から、
「血液検査の結果、○○の疑いがあります」
と告げられました。
私は「えっ」と絶句しました。

「○○」と書いたのは、
その病名を書くと、
紙面(画面)が汚れるからで、
病原体はスピロヘータという細菌の一種、
全身にバラ状の発疹が出来、
ひどい場合は鼻が欠け、
脳に至って死に至る病気、
と言えば、分かる方は分かるでしょう。

一説には、新大陸からコロンブスがヨーロッパに持ち帰ったとされ
(異説あり)
日本の文献に現れるのは、1512年ですから、
わずか20年で地球をほぼ一周したほど
感染力の高い病気です。
昔、ナポリで大流行し、
一時期は、ヨーロッパの主要な死因だったといいます。
シューベルトやニーチェ、アル・カポネもこの病気に罹り、
感染経路を知っていた徳川家康は、
遊女とは接しなかったといわれています。
今はペニシリン系の薬で完治できます。

問題は、その感染経路で、
人間同士がするある行為によって感染します。
コロンブス説が正しいとするなら、
スペインから日本まで、
その行為の連鎖によって、
感染が広がったわけで、
その行為がいかに人間の本能に根ざすものだと分かります。
人から人へ、人種から人種へ、国境を越えて。

医師から話を聞いて、
私が「えっ」と絶句したのは、
その感染経路を知っていたからで、
私には、それに該当するような行為をしていないからです。
接触やトイレの便座、着衣、風呂などでは感染しません。
その行為だけが、感染を広げる。
だからこそ、身に覚えのないことで、
私は驚いたわけです。

医師は、擬陽性かもしれないから、
再度血液検査を勧め、
その日のうちに新たな血液検査

その結果は、一昨日に判明。
結果は、「陰性」
RPRとTPHAという数値は、
どちらも下限以下。

ほらみろ。
失礼な。

手術前の血液検査というのは、
実は、施術者に感染しないように調べるものだといいます。
「ということは、エイズの検査もしたんですか」
と訊くと、
「はい」という返事。
「結果はどうでしたか」
と訊くと、
陰性です」
まあ、陽性だったら告げていたわけですし。
しかし、病院は、被験者の承諾なしに、
そういう検査をするものなんですね。

というわけで、その血液検査の結果のプリントをいただきました。
エイズもB型肝炎もC型肝炎もマイナス。
○○のみプラスで、「再検済」と書かれています。

身に覚えの無い嫌疑をかけられて、
それが晴れた
、という気分。
こういう時、清廉潔白な人生を送っていると、
「そんなはずはない」と自信を持って言えます。

自慢にもなりませんが、
私の「その行為」は無罪そのもの。
世の中には、お金を払って、
その行為をさせてもらう、ということがあるようですが、
そんなことは、人生の中で、一度もしていません。
倫理的な問題もありますが、
衛生的な問題も大きい。
だって、好きな人や知っている人ならまだしも、
その日初対面の相手、
どこの誰とも知らない人と、
人体で最も不潔な場所、
泌尿器とほぼ同一の器官を結合させるなんて、
よく出来るものだと思います。
想像しただけで震えが来ます。

知人の父親が軍隊で、
休暇の日に慰安所に行かないので、
変わり者呼ばわりされたそうですが、
もし私が軍隊にいたら、
その変わり者になったでしょう。
よく戦争で、侵略者によって
婦女子が強姦される、という話が出ますが、
それも、どうしてそんなことをするのか分からない。
きっと、そういう場に立ったら、
やめろと言って殴られていたでしょう。

随分前、私が全国に泊まりがけで出張していた時、
ホテルで「買って」いるのではないか、
と娘が思っていると聞いて、
ショックを受けたことがありますが、
娘よ、あなたの父親は、
そういうことが出来ない人
なのだよ。
宗教からも、倫理的にも、衛生面でも。

そういうわけで、
知らないうちにされた血液検査で、
一審で嫌疑、
二審で無罪が証明されました。




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