映画『マイ・バッハ』  映画関係

[映画紹介]

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ブラジルのピアニストであり、指揮者でもある
ジョアン・カルロス・マルティンスの半生を描く。
「20世紀の最も偉大なバッハの奏者」だそうだが、
私は知らなかった。
Expedia にも出て来ない。

子どもの頃にピアノを習い始めると、
すぐに才能を開花。
20歳にはカーネギーホールで演奏するまでになった。
(楽譜全てを暗譜するピアニストの頭の中を覗いてみたい。)
世界をまたにかけて大活躍の日々。
と思っていたら、とんでもない悲劇に見舞われる。
不慮の事故で手を怪我をしてしまい、
右手の3本の指が自由に動かせなくなってしまう。
何とか克服して、
バッハの全ピアノ曲収録に挑戦した後、
今度は襲撃事件で脳の神経が切れてしまう。
更には脳挫傷の影響で両腕がうまく使えなくなってしまう。

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この克服の仕方がすごい。
右手が使えなくなると、
「左手のためのピアノ曲」(というのがあるんだね)を
左手で弾く。
最終的には「左右の指一本ずつ」で演奏し、
両手が曲がって使えなくなると、
指揮者に転身し、
オーケストラを編成し、
世界中を演奏して回る。
そして、最後は障害のある青年や子どもたちの音楽指導に当たる。

まさに、音楽に対する執念。
妻が言う
「医者はピアノは弾けないと言ったが、
音楽はできないとは言っていないわ」
というセリフのままに。

リオのパラリンピックの開会式で
ジョアンは国歌を演奏する。
ハンディキャップを持った両手で
美しい旋律を奏でたのだ。
この場面は世界に生中継された。

幼少期から青年期、晩年と、
4人の俳優がバトンタッチで演ずる。
圧巻なのは、ピアノ演奏シーンで、
全ての音源の演奏を、マルティンス本人が担当している。
それだけでなく、俳優の演奏が
まるで本当に弾いているかのようなリアルさで迫る。

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マウロ・リマが監督と脚本を担当。

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音楽の天才の執念と熱情を描いて秀逸な作品だった。

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/SJzAjS5ahkA

ヒューマントラストシネマ有楽町他で上映中。


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