映画『グランド・ジャーニー』  映画関係

[映画紹介] 

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クリスチャンは一風変わった気象学者。
今度も、博物館長の許可証を偽造して、
ある研究に没頭していた。
それは、超軽量飛行機を使って、
渡り鳥に安全な飛行ルートを教えるという、奇抜なプロジェクト。

一方、別れた妻の元にいる息子のトマが、
自然の中で過ごすバカンスを母親に強制され、
クリスチャンのもとに送り込まれてきた。

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オンラインゲームに夢中なのに、
WiFiも繋がらない田舎で
暇を持て余したトマは、
ある出来事をきっかけに父のプロジェクトに協力することになった。
それは、鳥のようなガウンを着て、
生まれたてのヒナたちの母親役になること。
孵った時、最初に動くものを母親と認識する
鳥の習性を利用したのだ。

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プロジェクトは進み、
場所をノルウエーに移して、
そこからフランスまでの飛行ルートを憶えさせようとする。
しかし、頭の固い監督官との約束を守れず、
鳥たちは没収されそうになる。
その時、トマが乗った超軽飛行機が飛び立ち、
トマを母親と思っている雁たちが、
トマの後を追って飛んでいった。
めざすはフランス。
こうして、トマと雁たちの冒険が始まる。

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「実話に基づく物語」とあるが、ほとんど創作。
実際にこういう少年と雁たちの冒険があったわけではない。
“バードマン”の異名を持つ気象学者で、鳥類保護活動家、
記録映画「WATARIDORI」(2001)の制作にも携った
クリスチャン・ムレク氏の実験を基に描く。

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ムレク氏は、2000年に
33羽のカオジロガンとの渡りを世界で初めて成功させている。
この映画でも脚本と雁と飛行を担当している。

と創作であることを認めてしまえば、
自然と鳥と人間の関わりを描く、良く出来たドラマだ。
見どころは、少年と鳥の空中のシーンで、
「WATARIDORI」同様、
空を飛ぶ鳥たちに肉薄し、
どうやって撮ったのか、と思わせる映像が続く。
自然の中を行く軽飛行機と、
共に飛ぶ雁たちの映像は美しくて息を飲む。
それだけでも、この映画を観る価値がある。

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ニコラ・ヴァニエが監督。
                                        
5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/k_aSH38LJYo

新宿バルト9他で上映中。

タグ: 映画



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