映画『盲目のメロディ』  映画関係

[映画紹介]

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副題に「インド式殺人狂騒曲」とあるように、
インド製のサスペンス映画
踊りは入らないが、歌は入る。

主人公アーカーシュは、
はじめ、盲目のピスアニストとして登場する。

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やがて、生活の描写の中で、
実は目が見えるのだと観客には判明する。
芸術を追及し、才能の向上を目指して、
盲目を装っていたのだ。
(ちょっと無理はあるが、
そうでないと、この話、成り立たないので、
まあ、よしとしましょう)

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恋人のソフィの父親の店でピアノを弾いていると、
彼の演奏を絶賛した往年の大スター、
プラモードから演奏依頼を受ける。
妻の誕生日にサプライズ演奏をしてもらいたいというのだ。
マンションを訪ねたアーカーシュは、
プラモードの妻シミーと、その浮気相手が
プラモードを殺害したのを目撃してしまう。

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妻がプラモードが帰宅したふりをし、
死体を浮気相手が運び出すのを
見えないふりをしながら凝視する場面がスリリング。

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アーカーシュは、
警察に通報に向かうが、
ある事情で告発できなくなってしまう。
(その事情はあらすじにも書かれているのだが、
 あえてここでは書きませんので、
 劇場で確かめて下さい。)
しかも、第2の殺人まで目撃してしまう。

この後、盲目を疑った犯人の仕掛けるあれこれで、
いつ事実が判明するかのサスペンス。
そして、偽盲目がばれた後、
犯人との騙し騙されの攻防が続き、
アーカーシュは命を奪われる危機に陥るが・・・

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実に面白い。
嘘の盲目という事実を知っている観客は、
まさに神の視点。
しかも、後半は嘘が真(まこと)になってしまう。
果たしてアーカーシュの運命は・・・
というクライマックスで、
映画冒頭のキャベツ畑の場面が意味を持って来る、
この構成のたくみさ。

そして、ヨーロッパの町で、
その後が明かされ、
更にまた、粋なラストが待っている。

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監督は「エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ」などの
シュリラーム・ラガヴァン
フランスの短編映画から着想を得たという。
脚本はラガヴァンをはじめ、4人の共同脚本。
多分、4人が知恵を出し合って書いたにちがいない。
それほど、次々と予測のつかない事態が起こり、
先が読めず、観客を引きずり回す

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インドの映画賞スター・スクリーン・アワードでは、
最優秀監督賞・最優秀脚本賞を含む4つの賞を獲得。
フィルムフェア・アワードでは、
批評家が選ぶ最優秀作品賞、
最優秀俳優賞
を含む5つの賞が授与。
全世界興行収入は64億円とインド映画の歴代14位に躍り出る大ヒット。

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映画の楽しさを再認識させられる、
インド映画の傑作。
ただ、音楽はヘン。
あそこで「運命」だなんて・・・

5段階評価の「4.5」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/TARPlyzCGXM

新宿ピカデリー他で上映中。


タグ: 映画



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