世界企業の時価総額・30年前との比較  様々な話題

最近、世界企業の時価総額ランキング
30年前との比較がネットに流れている。

それが、これ。↓

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時価総額とは、
上場企業の価値を表す指標の一つで、
発行済み株式数に、その時点の株価(時価)をかけて算出する。

市場の評価による企業の価値と考えられ、
企業が持つ資産や、利益を生み出す力、
成長力などが総合的に反映される。

平成元年(1989年)の世界時価総額ランキングで、
国別の企業数は、

日本   32社
アメリカ 15社
イギリス  3社

で、圧倒的に日本の企業が占めている。
表の中で、ピンク色に色付けされたのが、
その会社だ。
まさに、あの時は、
ニューヨークの有名ビルを日本企業が買い占めるなど、
世界が日本によって占拠されるのではないかと言われる勢いだった。

しかし、平成30年の世界時価総額ランキング
を見ると、

アメリカ31社
中国   7社
イギリス 2社
スイス  2社
フランス 2社
日本   1社
韓国   1社
香港   1社
台湾   1社
ベルギー 1社

と様変わり。
特に、日本企業が32社からトヨタ1社に激減しているのだ。

日本経済の衰退、
と見る向きもあるが、
これは、当時の日本の株価が影響している。

平成元年といえば、
バブルの末期で、
この年の暮れに、
日経平均は3万8915円という、史上最高値を記録した。
現在の日経平均が2万2601円だから、
4割減
世界の市場の中でも日本市場の回復が一番遅い。
これでは、日本企業の時価総額が減少するのは当然なのだ。

反対にアメリカのダウ平均株価は、
史上最高値となっている。
従って、アメリカ企業の時価総額が上昇する。

30年前の日本の株式市場が異常だったわけで、
その異常な時と比べても、
あまり正しい認識は持てないだろう。

30年前のリストを見ると、
日本企業では、銀行が12社を占めている。
証券、保険を入れて金融業は15社だ。
バブルが弾けて以来、
銀行は統合を繰り返し、
リストに載っている銀行名は、
既に過去のものとなっている。

今のランキングで中国企業の7社のうち、
金融業は5社だ。

元年のランキングで日本の製造業は11社。
特に電器メーカーの衰退が激しい。
アメリカでもGEは姿も形もない。

日本がモノ造り大国である限り、
また、アメリカの株価が低下していけば、
日本企業が浮上する可能性は残されている、
と考えたい。
日本が中国に抜かれたとはいえ、
世界第3位の経済大国であることは確かなのだから。





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