映画『ホース・ソルジャー』  映画関係

[映画紹介]

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2001年9月11日、
ニューヨークのワールド・トレード・センター・ビルなどを狙った
同時多発テロが起きる。
その翌日、休暇中だったミッチ・ネルソン大尉は、
対テロ戦争の最前線部隊に志願し、
特殊作戦の隊長に任命される。

わずか12人でアフガニスタンに乗り込み、
反タリバンの現地軍閥のドスタム将軍と手を結び、
テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧するという使命だ。

しかし、タリバンの軍勢は予想を大きく上回る5万人もおり、
数の上ではかなうはずがない。
敵地近くまで潜入し、
座標を爆撃機に伝え、
正確な空爆を誘導する作戦だ。

ドスタム将軍は、山岳地帯では馬が最大の武器になると伝えるが、
ほとんどの隊員が乗馬の経験はなく、
しかも、与えられた馬の数は6頭しかない。
部隊は2つに分かれ、敵地に向かって侵攻するが・・・

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ドスタム将軍の部下たちの支援があったとはいえ、
最後はドスタム将軍は、縄張り争いで一時袂を分かつので、
「5万対12人」というのは、ある意味で正しいが、
馬に乗ったのは現地の状況判断であり、
専門に訓練された騎馬部隊を派遣したわけではないから、
チラシにある「米軍騎馬隊」というのは、ちょっと違う。

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しかし、実話の強みで、
軍幹部が2年間かかると想定した
タリバンの拠点、マザーリシャリーフを
3週間で制圧したのは称賛に値する。
その動機は
同じようなテロで犠牲を再び出したくないという熱い思い。
結局、戦争は戦う者の動機と戦意だと分かる。
最後は接近戦になるが、
あれだけ銃で対峙しながら、
12人のうち1人も欠けることなく生還したというのは奇跡に近い。

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本来、正規な戦闘行為ではなく、
歴史の中で取り上げられることもなかったが、
このアフガニスタンでの秘密任務へと向かった
12人の勇敢な米陸軍特殊部隊の隊員の実話は、
ダグ・スタントンが2009年に出版したベストセラー
「ホース・ソルジャー」(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)によって
初めて世に知られた。

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映画の原題は「12 STORONG」 (12人の強者たち)で、

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邦題は既に出版されていた本の題名にならったもの。

監督にナイキやソニーのスタイリッシュなCMで知られ、
コソボ紛争を追った報道写真家でもあるニコライ・フルシーを抜擢。
初監督でこれほどリアルな戦争映画を作り上げるのだから、たいしたものだ。

ネルソン大尉には、マイティー・ソーのクリス・ヘムズワース

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腹心の部下にオスカーに2度ノミネートされたマイケル・シャノン

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マイケル・ペーニャを含めた3人以外の

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残りの9名はあまり印象に残らない。
ドスタム将軍は、イラン出身のナヴィド・ネガーバン

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「9・11直後の最初の戦い」がどのようなものであったか、
アフガニスタンにおける地上戦の実態が見られる点で、
貴重な映画である。

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後にアフガニスタンの副大統領にもなるドスタム将軍の言う、
「この国には正しいもの、正しくないものなんかない」
「昨日の友は今日の敵」
「ここではアメリカも一部族にすぎない」
のセリフが重い。

撮影はすべて、アフガニスタンと非常によく似た自然環境を持つ
ニューメキシコ州で行われた。
ラスムス・ヴィデベックトの撮影が見事。

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グラウンド・ゼロには、
この兵士たちの偉業をたたえて、
馬に乗った特殊部隊兵士の像が置かれているという。

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5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/XJHvZFI7vKw

TOHOシネマズ 日比谷 他で上映中。

タグ: 映画



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