映画『ノクターナル・アニマルズ』  映画関係

[映画紹介]

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LAの現代アートのギャラリー経営者スーザンは、
豪邸に住み、裕福な暮らしをしているが、
夫は破産寸前で、しかも浮気しており、
スーザンはそれに勘づいている。
不眠症に悩まされ、心は荒廃している。

ある日彼女のもとに、
19年前に離婚した元夫エドワードから、
「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」という小説のゲラが届く。
近く出版されるというその小説は「スーザンに」と献辞があり、
読んでみると、車で旅行中の親子3人が
夜の道路で若者たちに襲われ、
妻と娘が惨殺されるという破滅的なものだった。

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読みながら、スーザンはエドワードとの出会いと同棲生活、
母親の反対、新しい恋人の登場で、
エドワードに裏切り行為をして別れたことを思い出す。
当時の温和なエドワードとは全く違う
暴力的な小説にスーザンは戸惑うが・・・

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というわけで、スーザンの現在過去
小説の中の虚構の3つが
織りなされて物語は進む。

破綻はなく、特に小説の中の若者たちの犯罪が
すさまじい緊迫感で描写される。
丁度東名高速での事件の後だけに、
リアリティが増す。
主犯格の若者を演ずるアーロン・テイラー=ジョンソン
ふてぶてしい演技で、
ゴールデングローブ賞助演男優賞受賞。

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エドワードを演ずるジェイク・ギレンホール
小説の中の妻子を殺される男を演ずる。

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ということは、
スーザンの中でエドワードと男は重なっていることが分かる。
エドワードとの過去、空っぽな現在、
そして小説の中の暴力世界がリンクする。
なかなか巧みな映画である。

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やがて犯人は拘束されるが、
証拠がなく釈放される見込み。
捜査に当たった警部は、ガンで余命がなく、
男にある行為を勧める。

この警部を演ずるのが、
「ドリーム ホーム 99%を操る男たち」のマイケル・シャノンで、
先のアカデミー賞では助演男優賞候補となった。

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スーザンを演ずるのは、エイミー・アダムスで、
恋人を捨ててリッチな生活を手に入れながら、
過去への罪悪感から
心の荒廃に脅かされる女性の心理を見事に演ずる。

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監督は、「シングルマン」で監督デビューしたトム・フォード
本業はファッションデザイナーで、
イヴ・サンローランおよびグッチグループ全体の
クリエイティブ・ディレクターを経て、
現在は自らの名を冠したブランドを主宰。

オースティン・ライトの小説「ミステリ原稿」を映画化。
ヴェネツィア国際映画祭では審査員大賞を獲得した。

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/AuNdHjQ3THU

TOHOシネマズ シャンテ 他で上映中。


タグ: 映画



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