評論『大東亜戦争は日本が勝った』  書籍関係

[書籍紹介]

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刺激的な題名である。
その論拠はこうだ。

@数百年にわたり、
 アジアは欧米列強の植民地と化していた。
A大東亜戦争の目的は、
 アジアを列強の植民地政策から解放するための戦争だった。
B戦争の結果、アジア諸国は独立し、
 気づけば、数百年続いた、
 欧米の植民地支配は終焉を迎えていた。
Cプロイセンの将軍だったカール・フォン・クラウゼヴィッツは、
 「戦争論」において、
 戦争の勝者を「戦争目的を達成した者」としている。
D戦争目的を達成したのは、
 欧米列強ではなく、日本だった。
E従って、戦争の勝者は日本である。

敗戦国史観に覆われた日本人からすると、
なかなか受け入れがたい論理であるが、
言われてみれば、
そういう観点もあるか、
という気もする。

序文にある。

もし日本が大東亜戦争を戦わなかったら、
アジアはいまだに欧米列強の
白人が支配する世界が広がっていたかもしれない。

つまり、白人列強による世界支配を終焉させ、
人類平等の世界の実現へと
舵を切らせる歴史的偉業を果たしたのが、
日本が戦った大東亜戦争だったということだ。

日本は、世界を侵略した犯罪国家ではない。
世界を侵略していたのは、
この五百年をとれば
白人列強諸国だった。
日本はむしろ、
その残虐非道な白人の世界侵略を覆した
「正義の国」なのである。


日本人が強引にこじつけているのではない。
1938年英国生まれのイギリス人ジャーナリスト
オックスフォード大学修士課程修了後、
「フィナンシャル・タイムズ」、
「ザ・タイムズ」「ニュヨーク・タイムズ」の
東京支局長をつとめた、
超優秀な報道機関の人物、
ヘンリー・S・ストークスが言っているのだ。

確かに、日本は連合国に占領されたのだから、
戦争に負けたというのは、厳然とした事実だ。
しかし、その後の日本は
あっという間に復興し、
アメリカに次ぐGDP世界2位の国に登り詰めた。
そして、アジア諸国は全て独立し、
欧米による植民地支配を終わらせてしまった。

こういう経緯を
巨視的視野で考えたら、
一瞬の敗戦ではなく、
大きな目的の達成=勝利という、
ストークスの言う論も成立するかもしれない。

実際、この五百年のアジア、アフリカの現状をみれば分かる。
フィリピンは勝手にやって来たスペイン軍の支配におかれ、
インドはムガール帝国を終焉させて英国の支配下となり、
ベトナムはフランスの侵略を受けた。
アヘン戦争で中国は負け、
各地に列強の支配都市が出現した。
アメリカだって、カメハメハ大王治世のハワイを領有した。
オーストラリアはキャプテン・クックの発見により、
原住民のアボリジニがいるのに、
勝手にイギリス領であることを宣言している。

そして、各地の農産物を奪い、鉱物を盗み、
現地人を虐殺し続けて搾取したのだ。
その植民地支配を後押ししたのは、
白人至上主義で、
現地の人間との間には厳然とした差別が存在していた。

それが百年前までのアジアの現実だったのだ。

だから、ストークスは「太平洋戦争」という名称にも異議をとなえる。
インドは太平洋ではないし、
インドシナや香港は太平洋ではない。
「太平洋戦争」は戦勝国アメリカがおしつけた名称であって、
日本はアジアで戦った、
「大東亜戦争」と呼ぶのが正しいという。
言われてみれば、その通りだ。

特に、英国はいまだに「ユナイテッド・キングダム」と言うように、
世界に陽の沈まぬところはない、と言われるほどに
世界を制覇していた。

大東亜戦争によって、大英帝国は、消滅させられた。
その「犯人」は、
地球上の他のいかなる国でもない。
日本だった。


繰り返すが、
これを言っているのは、
イギリス人である。

また、ストークスは、
「戦争犯罪国は、アメリカだ!」と断ずる。

戦争には戦時国際法がある。
戦争は、戦闘員同士で戦われるものだ。
一般の民間人を、殺傷することは、戦争のルールに違反する。

ジャンケンでも、ルールがある。
後出しは、ルール違反だ。
後だししたほうが負けである。
プロレスでも、ルールがある。
素手で戦うのがルールだ。

戦争だって、そうである。
アメリカは、東京大空襲では
十万人をわずか数時間で焼き殺した。
これは、短時間で最大の犠牲者を出した攻撃としては、
世界史の記録だ。
それは、広島の原爆の犠牲者数を、超えたものだ。

戦時国際法に違反して、
日本人大虐殺を展開したアメリカは、
「反則負け」である。
東京裁判が、もしまっとうな「国際軍事裁判」であったなら、
戦争犯罪国として処分されるべきは、
アメリカだった。

以下、世界の歴史を概観し、
いかに国と国が争い、侵略し、侵略された歴史であるかを
詳細に述べ、
大虐殺と奴隷制度によって人々が苦しめられたかを示し、
日本が唯一、そういう歴史から隔絶した地点にあったかを示す。

なにしろ、1452年には、
ローマ教皇ニコラウス五世が、
ポルトガル人に
「異教徒を永遠に奴隷とする許可」を与えたというのだ。
白人優先、キリスト教唯一の歴史だったかが分かる。
アメリカでは、1640年から1865年まで
アフリカ人とその子孫が奴隷とされることが法律で定められていた。

西洋列強の帝国主義と
日本の帝国主義とは全く違う、とも述べる。

西洋列強の帝国主義は、
植民地支配による搾取だ。
ところが、「帝国主義」の日本が
朝鮮半島や台湾、満州で行った統治は、
本国からの持ち出しだった。
これは、西洋の植民地支配、帝国主義とは、真逆の在り方だ。
つまり、植民地を豊かにすることに、
本国が国民の血税を費やす。
それも、本国以上に立派なのではないかと思われるような
インフラ整備をし、
大学を設置して高等教育を行い、
工業や農業を発展させ、
経済的に潤わせる。
西洋列強の植民地施策で、
そんなことは想像だにできない。
あり得ないことなのだ。
唯一考えられる理由は、
「白人列強(ロシアも含む)から
日本及び同胞の朝鮮人、台湾人、大陸のアジア人を
防衛しようとした」
ということだ。
それが、日本を防衛することにも結びついていると考えていた。
そうとしか思えない。
これは、西洋列強の「帝国主義」の概念とは
全く違ったものである。
アジアを植民地支配して日本を豊かにするのではなく、
アジアを発展させることで、
白人列強にアジアの民族として
対抗できるようになろうという戦略だった。


そう考えれば、
大東亜戦争でアジアの解放を目指したという主張も納得できる。

1941年に発行された、文部省の「臣民の道」には、
日本の任務として、
次のように書かれていた。

壱、政治的には、欧米の東洋侵略によって
  植民地化されたアジア民族を解放し、
弐、経済的には、欧米の搾取を根絶し、
参、文化的には、欧米文化への追随を改めて、 
  東洋文化を興隆すること。


そして、ストークスは、こう書く。

多くの日本人が、知らない史実がある。
日本軍がアジア各地に進攻すると、
現地の人々は、歓喜して日本軍を迎えたことだった。
350年にわたって、
オランダが植民地支配し搾取を続けたインドネシアでもそうだった。
しかしインドネシアだけではない。
イギリスが支配した香港でも、そうだった。
ニューギニアや南太平洋諸島でも、そうだった。
インドでも、マレーでも、シンガポールでも、
ベトナムでも、ビルマでも、
白人ではない現地の人々に、
日本軍の進攻は、歓喜をもって出迎えられた。
そうしたことが「人種戦争」に詳細に書かれていた。


朝鮮半島統治については、こう述べる。

そもそも日本の朝鮮統治は、
併合、あるいは合併であって、
植民地支配ではない。
このため、日本は税金の持ち出しで、
朝鮮のインフラや教育レベルの向上に努めた。
欧米の植民地支配が搾取であったのと、
全く対照的なものだった。
朝鮮人を日本国臣民として、
本国の臣民と
少なくとも法律上は対等に扱った。
こんなことは、大英帝国の植民地で
搾取にあう有色人種の「帝国臣民」にはあり得ない平等な扱いだった。


その他、密かにアメリカが日本を攻撃する計画を立てていたことや、
真珠湾攻撃は知っていながら、
「騙し討ちだった」
と宣伝してアメリカ国民を一つにした詐術などについても言及している。

最後に、こう述べる。

日本は、奇蹟の国なのだ。
世界史を俯瞰すれば、
それは様々な民族や国家が誕生し、
栄え、そして滅んでゆく。
その繰り返しだ。
いくつの国や王朝が生まれ、そして滅びていったことか。
しかし、その世界史の中にあって、
他民族に支配されたり、
侵略されたり、征服されたりせずに、
ずっと歴史が続いている国がある。
それが、日本だ。
その歴史は一万数千年、いやもっと遡る。
その国の誕生は、
神話の中で太陽の女神が
「神勅」を賜れたことによる。
そしてその末裔が「万世一系」の
天皇という国家の長として君臨している。
しかも、天皇は、この国に固有の「神道」という信仰の
最高の神官なのだ。
こんな奇蹟の国が世界に他にあるのだろうか。
さらにその国は、
いまも白人列強の中にあって、
唯一の有色人国家として、
先進七カ国首脳会議に出席している一等国である。
日本人は、そのことにもっと自信と誇りを持つべきだ。
しかし、多くの日本人は、
国家に誇りを持つことに抵抗を感じている。
なぜか?
日本は、戦争犯罪を犯した悪い国だったと、
そう思い込まされているからだ。
本当に、日本は悪い国だったのか。
私は、違うと思う。
日本は、世界史に於いて、偉業を達成した。
大東亜戦争を戦ったことだ。
大東亜戦争は、侵略戦争などではない。
日本は、戦争犯罪など犯していない。
戦争犯罪がどうのこうのと言うのであれば、
まず「戦犯」とされるべきは、
白人列強諸国である。
この500年の歴史は、
白人列強諸国が、
有色民族の地を、侵略してきた記録に他ならない。
日本は、アメリカに追い込まれ戦争を起こした。
しかし、それは自衛戦争だ。
アメリカに仕掛けられた戦争を、受けて立った。
しかし、日本の戦った大東亜戦争を「太平洋戦争」と呼んでいる限り、
真実を見ることはできない。
日本が大東亜戦争を戦ったのは、大アジアだった。
アジアの広域で、日本は白人列強の軍隊を駆逐し、
アジアの諸民族に独立する精神を目覚めさせ、
アジア諸民族を植民地支配していた白人列強と
アジア諸民族が独立戦争を戦うのを、援けたのである。
日本人が目覚めるべきは、
大東亜戦争は世界史的な偉業であったということである。
日本はアジアを侵略してなどいない。
アジアを侵略したのは、白人列強諸国だった。
そのアジアを、解放したのが大東亜戦争だった。
            

何度も言うが、
これを書いたのは、日本人でなく、
イギリス人である。

ヘンリー・S・ストークスの別の著作の紹介は、
↓をクリック。

「英国人記者が見た 連合国戦勝史観の虚妄」

「英国人記者が見た 世界に比類なき日本文化」





2019/3/4  21:13

投稿者:日本を護る会

第80回定例会の案内



1 講師 : 山下英次 大阪市立大学名誉教授・経済学博士 、国際歴史論戦研究所(iRICH)所長

2 演題 : 「第2次大戦とはどのような戦争であったのか」−日本は何故大東亜戦争を戦う事になったのか

3 講師略歴 : 1947年東京生まれ、1970年慶應義塾大学経済学部卒業。旧東京銀行に入行し調査部、 国際投資部、海外部などに勤務後、1988年大阪市立大学に移籍。同大学大学院経済学研究科教授を経て、現在、国際通貨研究所(IIMA)客員研究員。アパ日本再興財団の懸賞論文「真の近現代史観」で4回入賞(2014、2015、2016、2018年)。

4 著 書:『国際通貨システムの体制転換』(東洋経済新報社、2010年)、『ヨーロッパ通貨統合—その成り立ちとアジアへのレッスン』(勁草書房、2002年)など

5 日時 平成31年3月13日(水) 受付開始 午後6時00分〜 開 演 午後6時30分〜

6 場所 銀座 カフェ ジュリエ (Cafe Julliet)
東京都中央区銀座5-13-16東銀座三井ビル1F  03-3543-3151
東京メトロ 東銀座駅4番出口徒歩1分
(東銀座駅出口4番三原橋交差点から昭和通りを歌舞伎座とは反対方向へ54メートル)

7 参加費 2、500円 会員は2,000円(いずれも1,000円の寄付を戴ける場合)、学生は1,000円、高校生以下は無料
講演終了後(午後8時半頃)に軽い懇親会(1時間程度、会費2,000円)を講演会場で行います。お時間のある方は是非ご参加下さい。
講演会及び懇親会に御参加希望の方は、3月7日(木)までに原則としてメールにてお申し込みください。
*FAXにてお申し込みの場合はご記入後、本ページを切り取らずに送信して下さい。

2月7日(木)の定例会に参加します。 懇親会( 出席 、欠席 ) どちらかに○印
ご 氏 名
ご 住 所
電話 Fax:
E-mail
 ★★連絡先★★
NPO法人日本を護る会事務所
FAX:03-3985-1008
e-mail: awake-japan@googlegroups.com
HP: http://awake-japan.sakura.ne.jp/

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