押し入れの整理と、飛行機のいい話  身辺雑記

今日は、部屋の押し入れの
下の段の左側のダンボールを整理
前回同様、映画のチラシやプログラムや資料をゴミとして処分。

すると、手紙が一杯に入った箱が出て来ました。
しばしの躊躇の後、
全部処分することに決め、
ただ、そのままで出すのは、はばかれるので、
一つ一つ破いてゴミ袋に入れていきました。
紙というのは、結構丈夫で、
指が痛くなりました。
差出人の名前を見ると、読みたくなるので、
まず裂いてから差出人を見ることにします。

生涯を振り返ると、
手紙というものを書き始めたのは、
小学校5年の時、
田舎から東京に引っ越してからだと思いますが、
驚いたことに、
その当時の、田舎に残した友達の手紙まであります。
まったく物持ちがいい。
破った手紙を合わせて読んでみると、
他愛もないない内容。
しかし、60年ぶりに田舎の友達の名前を見ました。

パソコンもメールもない時代、
家庭に電話などなかったから、
連絡手段は手紙のみ。
高校になって別れた中学時代の友人の手紙や、
大学に入ってから、
高校時代に好きだった女の子からの手紙もあります。
読まずに廃棄。

ある組織に関わり、
そこのメンバーとの頻繁な手紙のやり取りや
外国に行った友人との国際郵便。
いくつか中身を読んでも、
背後の事情の記憶は蘇りません
歳月は残酷です。
劇団をやっていた時の様々な連絡もありました。
カミさんと遠距離恋愛をしていた時の、
かなり頻度の高い、長い長い手紙。
これはなぜかカミさんからのだけでなく、
私がカミさんに送ったものもあります。

読んでみると、
ああ当時、こういうことを考え、
感じていたのかが分かります。

私の父親がカミさんに送った手紙まであります。

今思えば、若気の至りの、
冷や汗ものの手紙たち。
それらを読んで、懐かしがるメンタリティはなく、
第一、読んでいたらはかどらないので、
二つに裂いて、ゴミ袋へ。

60年の歴史がゴミ袋の中に消えました
明日ゴミ収集車が来て運ばれ、焼かれ、煙となります。
それでいいんだ、と終活の中で思います。

左側の奥と袋戸棚の中にも、
まだまだダンボールが残っています。
何が出て来るのでしょうか。


さて、話は変わって、
ユナイテッド航空で、
乗員過剰のため、
乗客を無理やり力づくで降ろした、
という事件が昨年報じられました。
また、オーバーブッキングで
立っている乗客がいたため、
離陸せずに元の位置に引き返した、
などという話もありました。

という飛行機での不祥事を吹き飛ばすような、
ちょっといい話

横浜市に住む一人の男性が
50年以上連れ添った妻に先立たれ、
葬儀を終えた後、
故郷である佐賀県唐津市の寺に納骨するため、
羽田空港から空路、九州へと向かった。

遺骨を機内に持ち込めることは知っていたが、
入れたバッグがかなり大きかったため、
念のため搭乗手続きの際に中身を伝えた。

機内に乗り込み、
上の棚にバッグを入れて席に着くと、
客室乗務員がやって来てこう言った。
「隣の席を空けております。
 お連れ様はどちらですか?」

搭乗手続きで伝えたことが機内に伝わっていたのだ。
男性が「ああ、上の棚です」と説明すると、
乗務員はバッグごと下ろし、
隣の席に置いて、シートベルトを締めてくれた。
飛行中には「お連れ様の分です」と飲み物も出してくれた。

「最後に2人でいい“旅行”ができた」
と男性は語ったという。

日本の飛行機でしか起こらない、
ちょっといい話。




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