『日本のいちばん長い日』  映画関係

今日は昼過ぎに、三越前に出かけ、

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映画を2本。
その前に、「マツコの知らない世界」で
立ちそばガールのイトウエルマさんの推薦の店、
最後の5店目、小諸そば三越前店に行きました。

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店内。繁盛しています。

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食べたのはイトウさんお勧めの、鴨南蛮。

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テレビの画面の、おススメの理由。

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確かにマツコが驚いたように、
鴨は肉厚で、しかも柔らかい。

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おつゆも美味しく、全部いただきました。

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これでイトウさんおススメのお店は5店全部制覇しました。


〔映画紹介〕

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「日本のいちばん長い日」とは、
1945年8月14日の御前会議における「御聖断」によって
太平洋戦争の終結が決定され、
「玉音放送」が国民に向かって放送されるまでの一日のこと。

題名は、連合国軍によるノルマンディー上陸作戦を描いた映画
「史上最大の作戦」(1962)の原題
「The Longest Day 」
から取られている。

夏目漱石を義祖父に持つ半藤一利のノンフィクション
「日本のいちばん長い日 運命の八月十五日」(1965)の二度目の映画化
ただし、著者の半藤一利は、
1965年当時は文藝春秋新社の社員であったため、
営業上の理由から「大宅壮一編」として出版された。
それで前の映画「日本のいちばん長い日」(東宝作品 岡本喜八監督 1967)
のクレジットには「原作 大宅壮一」と表記された。

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その後、戦後50年に当たる1995年になって、
「日本のいちばん長い日 運命の八月十五日 決定版」として、
半藤一利名で出版された。

今回の映画化は、
この「決定版」を中心にして、
同じ半藤著の鈴木貫太郎を描く「聖断」
阿南惟幾(あなみ・これちか)陸軍大臣を描く
角田房子著「一死、大罪を謝す」
宮内庁の「昭和天皇実録」からも取り入れて映画化した。
従って、前作のように純粋に最後の1日を描くのではなく、
鈴木貫太郎が首相を拝命し、
阿南を陸軍大臣とする1945年4月を起点として物語は始まる。

大本営発表とは裏腹に
政府中枢は敗色が濃くなったことを自覚しており、
最高戦争指導会議の焦点は、
いつ、どのようにして戦争を終結させるか苦悶していた。
というのは、ポツダム宣言には
「国体護持」(天皇制の継続)が保証されておらず、
天皇を中心として日本の国体を守ろうとする勢力には
そのままでは受諾不可能だったからだ。
陸軍の将校たちは「本土決戦」を主張しているが、
そうなった時の国民の苦衷を思うと、
鈴木貫太郎首相は受諾の方法しかないと思っていた。

一方、阿南陸軍大臣は、
本土決戦を主張する陸軍将兵たちの主張を背後に抱え、
どうやって着地点を見出すか苦慮していた。
鈴木内閣の倒閣運動も激化していた。
宣言について沈黙を守る日本に対して、
アメリカは広島に続き、長崎にも「新型爆弾」(原子爆弾)を投下する。
ソ連も不可侵条約を破棄して参戦してきた。
和戦両方の主張の前に、会議は紛糾し、収拾がつかなくなり、
最後は天皇陛下の「御聖断」によるしかなかった。

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その日本の運命を決する葛藤の過程を、映画はていねいに描く。
主に鈴木首相、阿南陸相、そして天皇ご自身の苦悩を深くえぐる。
鈴木首相役の山崎努

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阿南陸相役の役所広司はまさに適役で

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歴史的転換に立つ人物の苦悩を苦渋に満ちた演技で演ずる。
しかし、何と言っても昭和天皇役の本木雅弘の演技が出色で、
自分の名によって始められた戦争を
なんとか終結させようとする苦悩と孤独を
内面的な演技であますところなく演じた。
これほど悲しげな眼差しの天皇の姿は初めてである。
この映画、「御聖断」をする天皇の苦悩が描ききれなければ、
納得できないものとなるが、
本木雅弘は素晴らしい天皇像を造型してみせた。

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鈴木、阿南、天皇の3つと共に、
一億玉砕を主張する参謀たちと
内閣、宮内庁の人々も描かれるが、
やや影が薄い。
特に参謀たちの苦悩は演技が通り一遍なせいで、
伝わって来なかった。

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当時の宮城を彷彿とさせるロケ地を選び、
室内の情景もリアルで、
軍服、小道具まで気を配ったスタッフの努力は敬服に値する。
原田真人監督の脚本、演出、編集は的確。

ただ、知識がないと分からない部分が多々あるので、
膨大な登場人物の中で主要な人物には、
登場時、何者であるかを字幕で出す等の工夫は必要ではなかったか。
堤真一演ずる歴史の目撃者・迫水久常(内閣書記官長)など、
名前が呼ばれるまでは何者か分からなかった。

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終戦を巡っては、
それぞれの立場での主張があり、
今の価値観で計ることは出来ない。
ただ、もし本土決戦がなされた場合の
日本国民の苦しみと日本国の行く末を思うと、
判断出来る唯一のお方、
昭和天皇の決断は、
まさに「御聖断」と呼ぶにふさわしいと思う。

戦後70年の今、
戦争を終わらせることがどれほど大変なことだったか、
そのために、
このような出来事が国の中枢であったということを知るだけでも
価値のある映画である。

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=LxEWiHiiCkk


なお、阿南陸相について、
Wikipedia は、次のように書いている。(要約)

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鈴木内閣では、
和平派の鈴木と、
本土決戦を標榜する陸軍を代表する阿南は、
閣議や戦争指導会議において対立することが多かったが、
阿南は陸軍の倒閣運動を押さえ込むことで鈴木を支えてもいる。

米内光政海軍大臣が鈴木総理の和平への意思を疑問視して
辞意を表明した時、
阿南は米内海相に辞意を思いとどまらせようと
手紙を書き送ってこれを説得し、
鈴木内閣の崩壊を防いだ。

終戦について激しい議論が展開された閣議の合間、
阿南は閣僚の一人であり同じ陸軍出身で同期の安井藤治国務相に
「自分はどんなことがあっても鈴木総理と最後まで事を共にするよ。
どう考えても国を救うのはこの鈴木内閣だと思う」
と語っている。
また終戦への基本方針が天皇の第一回目の聖断によって決まった
8月9日の御前会議終了後、
鈴木首相に
「総理、この決定でよいのですか、約束が違うではないですか」
と激しく詰め寄る吉積正雄陸軍軍務局長に、
「吉積、もうよい」と言ってたしなめている。

終戦の詔勅に署名したのち阿南は鈴木首相のもとを訪れ
「終戦についての議が起こりまして以来、
自分は陸軍を代表して強硬な意見ばかりを言い、
本来お助けしなければいけない総理に対して
ご迷惑をおかけしてしまいました。
ここに謹んでお詫びを申し上げます。
自分の真意は皇室と国体のためを思ってのことで
他意はありませんでしたことをご理解ください」
と述べた。
鈴木は
「それは最初からわかっていました。
私は貴方の真摯な意見に深く感謝しております。
しかし阿南さん、陛下と日本の国体は安泰であり、
私は日本の未来を悲観はしておりません」
と答え、阿南は
「私もそう思います。日本はかならず復興するでしょう」
といい、愛煙家の鈴木に、
南方の第一線から届いたという珍しい葉巻を手渡してその場を去った。
鈴木は「阿南君は暇乞い( いとまごい) に来たんだね」
とつぶやいている。
また阿南は、
最も強硬に和平論を唱えて阿南と最も激しく対立した東郷茂徳外相に対しても、
「色々と御世話になりました」
と礼を述べて去っている。

阿南は8月14日午後には、
陸軍省の道場で剣道範士斎村五郎と面会し、
短時間剣道の稽古をしている。

そして、8月15日早朝、
ポツダム宣言の最終的な受諾返電の直前に陸相官邸で切腹
介錯を拒み早朝に絶命している。
「阿南陸相は、5時半、自刃、7時10分、絶命」
との記録もある。
遺書には、
「一死以テ大罪ヲ謝シ奉ル
昭和二十年八月十四日夜陸軍大臣阿南惟幾
神州不滅ヲ確信シツツ」
と記されていた。
辞世の句は、
「大君の深き恵に浴みし身は言ひ遺こすへき片言もなし」とあり、
これは1938年(昭和13年)の第109 師団長への転出にあたり、
昭和天皇と2人きりで会食した際に、
その感激を詠ったものである。
阿南は昭和天皇からは「あなん」と呼ばれていた。
阿南の葬儀に昭和天皇は勅使を派遣していない。

阿南が自刃したと聞いた東郷茂徳外相は、
「そうか、腹を切ったか。阿南というのは本当にいい男だったな」
と涙ながら語り、
鈴木貫太郎首相は
「真に国を思ふ誠忠の人でした」
と評した。
阿南と閣議において対立した米内光政海相も
「我々は立派な男を失ってしまった」
と語った。

日本の内閣制度発足後、
現職閣僚が自殺(自決) したのはこれが初めてであった。
その後も2007年に、第一次安倍内閣にて
松岡利勝農水大臣(当時)が自害するまで、
62年間も現職閣僚の自害はなかった。
阿南陸相と松岡農水相の自殺との間には、
その志、背負ったもので
天地の開きがある。


まさに軍人らしい軍人で、
その潔い死にざまを見ると、
海軍大尉の息子である私は、
ついつい涙を止められなくなるのだ。

                                           
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