『その女アレックス』  書籍関係

今日は昼過ぎ、新宿に行き、

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映画を2本観た後、夕食はここ。

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よく行く渋谷の店の系列店の焼肉バイキング

一皿目はこれ。

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二皿目はこれ。

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花金とあって、満席
それにしても歌舞伎町は、
どこから人が集まって来るかと思うほどの賑わい。
銀座に劣らず、中国人が多いですね。


〔書籍紹介〕

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フランスのミステリー作家、ピエール・ルメートルの作品。
「このミステリーがすごい!」
「週刊文春ミステリーベスト10」第1位を獲得。

パリの町で若い女性が拉致され、監禁される。
犯人は廃墟の中で、
狭い木製のオリにその女性アレックスを閉じ込め、
食べ物を与えず、空中に引き揚げる。
餓死以前にネズミたちが襲来し、
アレックスは生きたままネズミに食われる恐れがある。

公道上で女性が誘拐されたという知らせを受け、
捜査に当たったのは、
パリ警視庁の警部カミーユ。
妻が誘拐され殺害された過去があることから
誘拐事件は担当しないと言っていたが、
上司のル・グエン部長にはめられ、
捜査を担当することになる。
誘拐の目撃者はいても、
被害者の身元は難航する。
誘拐犯の正体も、
誘拐の目的も分からない。

本作は3部構成を取っており、
第1部は監禁されたアレックスと
カミーユの捜査が交互に描かれる。
被害者女性の特定は進むのか、
監禁場所は判明するのか、
ネズミの脅威にさらされるアレックスの生命は助かるのか・・・
まさにサスペンスフルに物語は進む。

第2部はアレックスの正体が驚愕の事実で示され、
物語は全く違う様相を呈する。
逃亡するアレックスの後をカミーユが追うが
なかなか足取りはつかめない。

私は面白い小説の要素として、
「成功物語」「復讐物語」そして「追う者追われる者」
というのを挙げているが、
まさしく第2部は「追う者追われる者」だ。
追われる者のアレックスの人物像がある美学で描かれ、
追う者のカミーユが、
自分のトラウマの克服を合わせて魅力的に描かれているから
一層興趣が湧く。
また、一緒に捜査に当たるルイとアルマンの描写も適切で、
心地よい驚きが用意されている。

そして、第2部の終わりで
予想を絶する展開があり、
このまま話が終わってしまうのではないのか、
と思わせておいて、
第3部で更に驚くべき展開となる。
ここは「復讐物語」だ。

あとがきに著名なミステリ評論家である
オットー・ベンズラーが
「私たちがサスペンス小説について知っていると思っている
すべてをひっくり返す。
これは、近年で最も独創的な犯罪小説で、
巧みな離れわざに
私は繰り返し翻弄された。
次に何が起ころうとしているのか
やっと理解できた、
と思ったとたん、
足をすくわれるということが
二度も三度もあった」
と書いてあるとおりだ。

ちょっと今まで読んだ小説とは違う展開で、
実に面白かった。

内容に触れるのは最小限につとめたが、
どうか自分で手にとって、
驚きの展開を味わってもらいたいものだ。







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