産経新聞の特集  政治関係

先日の朝日新聞の慰安婦問題に対する特集に対し、
今朝の産経新聞特集をしている。

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自己正当化や責任転嫁、
他紙の報道をあげつらう姿勢を指摘し、
「歴史を直視しようとしない
朝日新聞の報道姿勢に
改めて疑念を抱かざるをえない」
というのが趣旨だ。

その冒頭、注目すべきことが書かれている。

5月19日、
北九州市内のホテルで、
朝日新聞社西部本社の旧友会(OB会)が開かれた。
OBで北九州在住の伊藤つよし氏は手を挙げて
来賓に招かれた木村伊量社長にこう訴えた。
「慰安婦と女子挺身隊の混同、
吉田清治氏の嘘の2点については
訂正・削除して
朝日の名ではっきり示してほしい。
それを何としてもやるべきではないか」
木村社長は
「貴重なご意見をいただいた。
詳しいことはここでは言えないが、
いずれ検証したい」
と応じたという。
この出来事は、
朝日新聞社内でも、
自社の慰安婦報道に問題があることが
認識されていたことを物語っている。
にもかかわらず、
2日間にわたる特集に
謝罪の言葉はなく、
言い訳に終始した。

なぜ謝罪の言葉がないかは、
後で述べるが、
産経新聞に掲載された
二人の方の意見が聞くに値するので、
それを記す。

一つは元朝日新聞ソウル特派員前川恵司氏。

慰安婦報道が、
どのように日韓関係を歪め、
日本の立場を貶(おとし)めたのか。
朝日新聞の慰安婦問題の
2日間の「特集」は、
その部分に関する検証が欠落している。

とし、吉田証言の虚偽性や
挺身隊との混同も
裏付け可能だったと述べ、

「参考資料にも混同がみられた」
と説明するが、
それでは記者は一体何をしていたのか。
結局、「騙された」「騙した方が悪い」と
すべて他人のせいにしている。
それでは
「相手の言うことを
うのみにして
記事を書いているのか」
ということになる。

そして、こう結ぶ。

一般商業紙は、
政党機関紙とは違う。
裏付けもしていない記事が
新聞に出ているんだと
読者を誤解させたことは
業界にとっても大きなマイナスだ。
朝日新聞だけでなく
新聞という媒体の価値を
貶めることにも
つながってしまったのではないか。


「一般商業紙は、
政党機関紙とは違う」

という指摘は強烈だ。
朝日新聞が政党機関紙並に
恣意的な記事が書かれていると断じたのだから。

もう一人は拓殖大学客員教授藤岡信勝氏。

この度、朝日新聞は
自社の慰安婦報道の核心をなす
3点の謝りをついに認めるに至った。
すなわち
@慰安婦を強制連行したとする
吉田清治証言を「虚偽だ」と判断し、
記事を取り消した
A女性を戦時動員した
女子勤労挺身隊と慰安婦を同一視した
記事の謝りを認めた
B朝鮮や台湾では
「軍などが組織的に人さらいのように連行した資料は
みつかっていません」
と認めた──
の3点である。
画期的なことだ。
これによって
「慰安婦強制連行説」は
完全かつ最終的に崩壊した。
残るのは
「戦地にも遊廓があった」
という単純な事実だけである。
(中略)
(朝日新聞の1面の)論文は
「軍の関与の下で
アジア各地に慰安所が作られ、
女性の尊厳と名誉が深く傷つけられた」ことが
「問題の本質」だと主張する。
(中略)
慰安所があったことが本質だと言うのだから
話にならない。

これについては、少し説明が必要だろう。
軍隊の側には慰安所が作られた。
これは
@戦場での敵国女性の保護と
A将兵の性病予防
という2つの目的を果たす制度だった。
そこに全国から女性が集められた。
軍による強制ではない。
女衒たちによる商業行為としてである。
女性たちとの性交渉には、
将兵たちから金が支払われた
女性たちはその金を貯めて、
故郷に送ったり、借金を返したりした。
当時の社会的貧困を背景に
そのようなことは仕方なく行われていた。
もちろん、当事者にしてみれば過酷なことである。
たしかに売春は女性の尊厳と名誉を傷つける所業だろう。
しかし、当時は公娼制度があり、
売春は違法ではなかったし、
そのような商売をするしか他に生きる方法がない人たちがいたのである。
その悪を指摘し、
改善するのは正しい。
しかし、今の価値観で
過去を断罪するのはわけが違う


もちろん、好き好んで売春婦になる人はいない。
本人の意志に反して集められたこともあっただろう。
しかし、当時の社会的情勢、
背後にある貧困を考えれば、
仕方ないことであった。

軍による強制的な人集めがなされ、
監禁されて
無料で奉仕させられたのなら、
それは「性奴隷」だろう。
しかし、実態はそうではなかった。
中には、下士官よりも沢山給金をもらっていた慰安婦もいたという。

(念のために言うが、
慰安婦になったのは朝鮮人女性だけではなく、
日本女性の方が多かった。
朝鮮人慰安婦は2割程度だったと言われる。)

戦後、売春防止法が施行され、
売春は非合法になった。
こうして婦人の権利は回復された。
世の中は少しずつ良い方向に向かったのである。
それを当時の貧困を知らずに、
今の価値観で全てを計ろうとするのは間違っている。

まさに、藤岡氏の言うとおり、
「朝日新聞のように
慰安所があったことが本質だと言うのだから
話にならない」
のである。

今、韓国の慰安婦問題の主張は、
人権問題に舵を切ろうとしている。
その方が国際社会では有効だと分かったからだ。
しかし、何度でも言うが、
今の価値観で過去を断罪するのは間違っている

最近、シンシアリーという人の書いた
「韓国人による恥韓論」という本を読んだ。
この本については後日紹介するが、
その中で
「反日」は既に宗教であり、
韓国=善、日本=悪という教義の中で、
反日なら何をしてもいい、
という韓国の病理
が書かれている。
また、慰安婦問題は人権問題ではなく、
日本を貶めるための方策に過ぎない

とも書かれている。

朝日新聞は、
日本人でありながら、
この「反日教」にかかっているのではないか。
そう思えば、謝罪しない理由も判然とする。
慰安婦問題の目的は日本を貶めることだ。
だから吉田証言も挺身隊も強制連行も
日本を貶めるという目的にかなっている。
方法は失敗したが、
目的は間違っていない。
だから、「反省」はするが、
謝罪はしない

悪かったとは思っていないからだ。

まさに朝日新聞は
「反日教」に蝕まれた
売国奴的新聞である。

そういう点で、
朝日新聞特集の1面の杉浦信之氏の論文の見出しは意味深である。
「慰安婦問題の本質 直視を」
慰安婦問題の本質は
軍隊の近くに慰安所が設けられたことではない。
女性の人権問題でもない。
ただひたすら 
「日本を貶めるため」
という暗い情念である。

藤岡氏の文章には、
次のような戯れ歌が紹介されている。

付け火して
煙り喜ぶ
朝日新聞

                                                                                      



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