『大統領の執事の涙』  映画関係

〔映画紹介〕

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綿花畑の奴隷の子として生まれたセシル・ケインズは、
白人の地主の息子に母を強姦され、
父親を目の前で銃殺された過去を持つ。
農園を脱出したセシルは、
ホテルのボーイとなり、
勤勉さや接客が気に入られて、
やがて、ホワイトハウスの執事にスカウトされる。
その後、アイゼンハワー、ケネディ、
ジョンソン、ニクソン、フォード、
カーター、レーガンと7人の大統領に
34年間仕えた実在の人物ユージン・アレンがモデル。

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そのホワイトハウス裏面史を描くのかと思いきや、
それはそこそこで、
セシルの息子との確執に多くの時間が割かれる。
というのは、
セシルの立場は政治には関わらない中立の立場。
ところが、息子は公民権運動の活動家となり、
白人専用バスに仲間と乗り込む
フリーダム・ライダーズの運動で逮捕されたりし、
やがては国会議員になる。
中立の立場で職場と家族を守り続けた父に対して
理想に燃える息子は家族を危険にさらす。

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このように、
ホワイトハウスの執事とその家族という状況の中で
黒人差別に対する
歴史の流れを描くのがこの作品であった。

ホワイトハウス裏面史を期待した観客には
肩すかしを食わせるが、
それはそれとして見せる作品。
しかし、ホワイトハウスの執事のほとんどが黒人というのも驚き。
ケネディのことを「今度の大統領は、ぼっちゃんらしい」
などと陰口をきくのも面白い。

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監督は黒人のリー・ダニエルズ
セシルを演ずるのは黒人の(当たり前だ)フォレスト・ウィテカー
ホワイトハウスの同僚にキューバ・グッディング・ジュニア
隣人のギャンブラーにテレンス・ハワード
セシルの母親にマライア・キャリー
地主の女主人にヴァネッサ・レッドグレイヴなど、
豪華な配役。

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更に歴代大統領も味な配役で、
アイゼンハワーにロビン・ウィリアムズ
ケネディにジェームズ・マースデン
ニクソンにジョン・キューザック
レーガンにアラン・リックマン
ナンシー夫人にジェーン・フォンダが務めるのも見どころ。
みんな似ていない。

5段階評価の「4」

チラシにも予告編にも「本年度アカデミー賞最有力」とあるが、
ただの一部門もノミネートされなかった。
よくあるパターン。

予告編は、↓をクリック。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=QJ3C6JCewAQ

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