アリゾナ記念館 旅行関係
今夜10時30分から
フジテレビが
モロッコの特集番組を放送、
まさに絶妙のタイミング。
カサブランカやフェズ、マラケシュ、砂漠の光景などが映し出され、
先日のツァーの参加者が全国で歓声を上げているのが聞こえるようでした。
この番組で、
モロッコへ行く方が増えるかもしれません。
来週も続きが放送されます。
しかし、このブログはまだモロッコには到達せず、
ハワイを掲載中。
潜水艦に入るところから、続きです。

甲板の景色。

高射砲を楽しむ人々。

中に入ってみましょう。

狭いです。

調理室。

食事の部屋。

ベッドルーム。

執務室。

当然、トイレも。

全てがアナログ。コンピューターなどない時代です。

魚雷はここから発射。

やっと外へ。

ほっとしました。

閉塞感が緊張を生むためか、
昔から「潜水艦映画に駄作なし」と言われています。
↓は、日本軍の「回天」。

「自殺魚雷」と書かれています。

園内には↓のような博物館があり、

大変立派な展示がされています。

このオーディオ装置はスグレモノで、よく分かります。

あんな遠いところから、
日本軍の飛行機が飛んで来るなどとは誰も考えていませんでした。

まだ航空母艦で飛行機を運ぶ、などというのは知られていなかったのです。

艦隊は国後を出発。北太平洋を遠回り。
雲や霧で敵に発見されないためです。

近くまで来て、爆撃機が発進。
まさに、山本五十六は天才です。

山本五十六は広い世界を知っていただけに、
戦争には反対で、
開戦せざるを得なくなった時、
「6カ月間ならもたせてみせる」
と言って、
その間の講和を期待しましたが、
残念ながら、戦争は長期となりました。
機動部隊の構成は、
航空母艦6隻
戦艦2隻
重巡洋艦2隻
軽巡洋艦1隻
駆逐艦9隻
潜水艦3隻
日本では太平洋戦争の開戦は12月8日となっていますが、
時差があるので、アメリカでは12月7日。
第1次攻撃の183機は、午前6時に、
第2次攻撃の170機は、午前7時15分に
真珠湾に向かいました。

爆撃機の部隊は、この方向から侵入。

レーダーは導入されたばかりで、
しかも、偶然その日、
ロサンゼルスから航空編隊が来ることになっており、
レーダー技師は
日本軍を捕らえながら、
それを味方の飛行機と勘違いして、通報が遅れました。
これは博物館にある壁画。

攻撃の様子は、
マルチスクリーンで上映されています。

最も大きな被害を受けたのが戦艦アリゾナ号で、
そこに行くには、
まず映画を観る必要があります。
当時の世界情勢をていねいに解説するもので、
客観的で、
日本を一方的に悪者にしていないのが好感を持てました。
どこかの国の展示とはえらい違いです。
この船に10分間ほど乗って

記念館に到着。


中はこのようになっていますが、
この白い建物は、

沈んだ船の上に建てられています。

上空から見た写真。
水の中の艦影が分かります。

水の下には戦艦の残骸があり、

煙突の一部が水の上に出ています。

この記念館で一番重要なのは、この部屋で、

亡くなった方たちの名前が刻まれています。

その朝、戦艦アリゾナに乗り合わせていたのは、約1550人。

この大きな戦艦が、わずか9分で二つに裂け、
沈んでいったのは、

投下された徹甲弾が上甲板を貫通し、火薬庫に到達して
大爆発が起こったためです。

生き残ったのは289人で、乗組員の5分の4は戦死。

艦長以下1100人以上の遺体が
水中の艦内に眠っており、
その方かちをしのんで、
そのまま海底記念墓地とすることにして、
この記念館が建てられました。
そう思うと、粛然とさせられ、
↓のような雰囲気で見ることは出来ません。

まさにここは、「アリゾナ記念廟」。
今も制服のセーラーが旗を昇降しています。

日本人としては、やや辛い場所ですが、
逃げるわけにはいきません。
少し向こうには、
日本が降伏文書に署名したミズリー号があります。

辛い思いをした夜は、
ディナーショーへ。

ポリネシアの踊りに混じって、日系人のマジック。

何もないところからヘリコプターを出したり、

空中で車を消したり、

という、どこかで見たことのあるものばかりでした。
イリュージョン系のマジックは、
演者のオリジナルであるよりも
発案者から上演権を買って上演するので、
大体どこも同じ内容になってしまいます。
こういう会場で、

ショーを観るだけなら55ドルですが、
ジィナーが付くと89ドルに。
2700円の違いが、↓の料理。

デラックス・ディナーというのは50ドル増しですが、
チキンがロブスターに変わるだけ。
後は、席が舞台に近い。
これから行く人は、
食事は外で食べて、
ショーだけ観た方が無難です。

ただ、観客を舞台に上げての部分はなかなかで、
あまりの面白さに、
絶対あれはサクラだと思っていました。
今までシルク・ドゥ・ソレイユでさんざん騙されましたからね。
ところが終演後確認すると正真正銘の観客。
面白い動作は、
かげで、こうしろ、ああしろとの小声での指示があったそうです。
それにしても、あんなにうまくいくものか。

あと、終わった思わせての最後の一押しは、
意表をつかれました。
ああいうのは、初めて観ました。
こうして、ハワイの第2夜は過ぎていきました。
フジテレビが
モロッコの特集番組を放送、
まさに絶妙のタイミング。
カサブランカやフェズ、マラケシュ、砂漠の光景などが映し出され、
先日のツァーの参加者が全国で歓声を上げているのが聞こえるようでした。
この番組で、
モロッコへ行く方が増えるかもしれません。
来週も続きが放送されます。
しかし、このブログはまだモロッコには到達せず、
ハワイを掲載中。
潜水艦に入るところから、続きです。

甲板の景色。

高射砲を楽しむ人々。

中に入ってみましょう。

狭いです。

調理室。

食事の部屋。

ベッドルーム。

執務室。

当然、トイレも。

全てがアナログ。コンピューターなどない時代です。

魚雷はここから発射。

やっと外へ。

ほっとしました。

閉塞感が緊張を生むためか、
昔から「潜水艦映画に駄作なし」と言われています。
↓は、日本軍の「回天」。

「自殺魚雷」と書かれています。

園内には↓のような博物館があり、

大変立派な展示がされています。

このオーディオ装置はスグレモノで、よく分かります。

あんな遠いところから、
日本軍の飛行機が飛んで来るなどとは誰も考えていませんでした。

まだ航空母艦で飛行機を運ぶ、などというのは知られていなかったのです。

艦隊は国後を出発。北太平洋を遠回り。
雲や霧で敵に発見されないためです。

近くまで来て、爆撃機が発進。
まさに、山本五十六は天才です。

山本五十六は広い世界を知っていただけに、
戦争には反対で、
開戦せざるを得なくなった時、
「6カ月間ならもたせてみせる」
と言って、
その間の講和を期待しましたが、
残念ながら、戦争は長期となりました。
機動部隊の構成は、
航空母艦6隻
戦艦2隻
重巡洋艦2隻
軽巡洋艦1隻
駆逐艦9隻
潜水艦3隻
日本では太平洋戦争の開戦は12月8日となっていますが、
時差があるので、アメリカでは12月7日。
第1次攻撃の183機は、午前6時に、
第2次攻撃の170機は、午前7時15分に
真珠湾に向かいました。

爆撃機の部隊は、この方向から侵入。

レーダーは導入されたばかりで、
しかも、偶然その日、
ロサンゼルスから航空編隊が来ることになっており、
レーダー技師は
日本軍を捕らえながら、
それを味方の飛行機と勘違いして、通報が遅れました。
これは博物館にある壁画。

攻撃の様子は、
マルチスクリーンで上映されています。

最も大きな被害を受けたのが戦艦アリゾナ号で、
そこに行くには、
まず映画を観る必要があります。
当時の世界情勢をていねいに解説するもので、
客観的で、
日本を一方的に悪者にしていないのが好感を持てました。
どこかの国の展示とはえらい違いです。
この船に10分間ほど乗って

記念館に到着。


中はこのようになっていますが、
この白い建物は、

沈んだ船の上に建てられています。

上空から見た写真。
水の中の艦影が分かります。

水の下には戦艦の残骸があり、

煙突の一部が水の上に出ています。

この記念館で一番重要なのは、この部屋で、

亡くなった方たちの名前が刻まれています。

その朝、戦艦アリゾナに乗り合わせていたのは、約1550人。

この大きな戦艦が、わずか9分で二つに裂け、
沈んでいったのは、

投下された徹甲弾が上甲板を貫通し、火薬庫に到達して
大爆発が起こったためです。

生き残ったのは289人で、乗組員の5分の4は戦死。

艦長以下1100人以上の遺体が
水中の艦内に眠っており、
その方かちをしのんで、
そのまま海底記念墓地とすることにして、
この記念館が建てられました。
そう思うと、粛然とさせられ、
↓のような雰囲気で見ることは出来ません。

まさにここは、「アリゾナ記念廟」。
今も制服のセーラーが旗を昇降しています。

日本人としては、やや辛い場所ですが、
逃げるわけにはいきません。
少し向こうには、
日本が降伏文書に署名したミズリー号があります。

辛い思いをした夜は、
ディナーショーへ。

ポリネシアの踊りに混じって、日系人のマジック。

何もないところからヘリコプターを出したり、

空中で車を消したり、

という、どこかで見たことのあるものばかりでした。
イリュージョン系のマジックは、
演者のオリジナルであるよりも
発案者から上演権を買って上演するので、
大体どこも同じ内容になってしまいます。
こういう会場で、

ショーを観るだけなら55ドルですが、
ジィナーが付くと89ドルに。
2700円の違いが、↓の料理。

デラックス・ディナーというのは50ドル増しですが、
チキンがロブスターに変わるだけ。
後は、席が舞台に近い。
これから行く人は、
食事は外で食べて、
ショーだけ観た方が無難です。

ただ、観客を舞台に上げての部分はなかなかで、
あまりの面白さに、
絶対あれはサクラだと思っていました。
今までシルク・ドゥ・ソレイユでさんざん騙されましたからね。
ところが終演後確認すると正真正銘の観客。
面白い動作は、
かげで、こうしろ、ああしろとの小声での指示があったそうです。
それにしても、あんなにうまくいくものか。

あと、終わった思わせての最後の一押しは、
意表をつかれました。
ああいうのは、初めて観ました。
こうして、ハワイの第2夜は過ぎていきました。