新総理と10周年のデジャブ  

野田新総理については
人柄的に好意的な意見が多く、
今回の選択肢の中では、最良の選択をしたという声が圧倒的です。
ただ、人柄だけでは政治はできません。

鳩山さんは「学者」
菅さんは「運動家」
小沢さんは「政局屋」ですが、
野田さんには、そういう意味で、
真の「政治家」になってもらいたいものです。

と思っていたら、
輿石さんを幹事長に起用するという結果に。
小沢グループを取り込むためにそうしたのは理解できますが、
それはあくまで「政局」どころか
「党内融和」でしかなく、
国民の感覚とは、明らかにずれています。

このまま行って、
小沢さんの党員資格の復活にでもなれば、
一挙に国民の信頼を失うことは必至です。

小泉さんの後を継いだ安倍さんが失速したきっかけは、
青木参院会長の強圧によって
郵政民営化反対議員の復権を許したことでした。
あの時点で世論からずれ始め、
安倍政権の崩壊=自民党の崩壊は始まりました。

その二の舞を野田さんにはしてほしくない。
輿石さんも幹事長という立場を自覚して、
強引なことはしないでほしい。
既に司法の手に委ねられているのですから、
裁判の結果が出るまでは放置すべきです。

このように、新政権は小沢問題という火種
場合によっては時限爆弾を抱えており、
新首相の姿勢としてふさわしいのは、
毅然とした態度でぶれないでいることでしょう。
小沢さんは数を頼みにしていますが、
次の総選挙で「小沢チルドレン」は大半が落選するはずで、
小沢問題は時間が解決する問題です。

菅さんは市民運動家という尻尾をずっと持ち続けたままでしたが、
野田さんは、同じ生え抜きでも、
松下政経塾という
良き薫陶を得て登場したのですから、
「運動家」ではない「政治家」としての成熟を期待したいものです。


という中で、
9月10日というBSE10周年に向けて、
新聞の特集をまとめる作業を今日始めましたが、
愕然としたのは、
組合の理事と支部長に送ったアンケートの戻りが悪いこと。
この手のアンケートの中では、
最低水準。
生食問題の時は、
あれだけにぎやかに回答があったのに。
もはやBSEは風化してしまったのでしょうか。
再度お願いする文書を今日、流しましたが、
もう一度、当時のことを思い出してほしいものです。

執筆のために、
当時からの新聞記事を精査する中、
自分の書いた文章も再読。
その中に、業界誌に執筆した

「BSE問題をめぐる5つのポイント
〜行政は何をし、何をしなかったか〜」

「BSE問題と報道のあり方
〜マスコミは何を伝え、何を伝えなかったか〜」


という二つを読みましたが、すさまじい。
それぞれBSE発生の2月半後と半年後に書いたものですが、
凄まじい舌鋒で農水省とマスコミを批判しています。
分量も多く、どちらも原稿用紙換算で40枚を越える大作。

考えてみれば、10年前はまだ50代前半で、
体力も気力もあったんですな。
シンポジウムのたぐいには積極的にでかけて発言していたし、
最後はNHKの社内シンポジウムにまで出かけてマスコミ批判をしている。
敵陣に乗り込み、逆に賞賛されたので、
まあ、勇気もあったようです。

そういえば、夏休みの旅行中で気付きませんでしたが、
先週金曜日(26日)の朝日新聞に、
事務局長が登場していたようです。
取材記者から送ってきた「掲載紙」で始めて知りました。

このようにして当時を振り返ると、
農水省の対応、マスコミの影響、業界の反応など、
このたびのセシウム問題と重なり、
デジャブ(既視感)の連続。
この10年間に行政もマスコミも業界も
何一つ学習してこなかったという思いさえします。

全国団体では、
枝肉・部分肉が対象の補助金事業だけでなく、
ミンチやスライスまで拡大しての
独自の東電に対する損害賠償の事業もやるようで、
こんなに時間もお金も手間もかかることを
本気でやるのか心配です。

先日、組合に来た卸関係の方が、
「処分事業や保管事業にエネルギーを使うのではなく、
肉の販路を拡大する努力をするとか、
もっと前向きに取り組んだ方がいいのではないか」

と言っていましたが、
そのような正論はまだまだ支持を得ていないようです。
人間、目の前にお金をぶらさげられると、
やはり欲しくなるのが人情というものです。

、「いろはにほへと」というドラマがあり、
芸術祭賞を取り、
映画化もされていますが、

クリックすると元のサイズで表示します

この中で
金融団体を追及していた刑事が、
その相手から目の前に金を積まれて、
捜査の手を緩めるように依頼されるシーンがあります。
刑事には、お金を欲しい理由があり、
激しく苦悩するのですが、
最後には、
「あんたがたが、こんなことをするのは、
やはり裏に何かがあるからだ」
と言って、それをしりぞけます。
その後、相手の幹部の逮捕にまで行き着くのですが、
捜査には勝ったものの、
刑事は色々なものを失う結果となり、
一人、酒をのみながら戯れ歌を歌う苦いシーンがラスト。
名脇役・伊藤雄之助の、おそらく唯一の主演映画ですが、
「くれる」というお金を拒むのは相当勇気がいるものです。

「いろはにほへと」については、
既に1度書いており、
↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20070603/archive

10年前、BSEの時に組合は「災害見舞金」として10万円を
全組合員に贈りましたが、
今回「あの時のように10万円を出せ」
という声は、3件。
1件でもあったことを悲しむべきか。
たったの3件と少なかったことを喜ぶべきか。





2011/8/31  23:44

投稿者:横笛

世の中 ダメ ドキッからドッキリ何に出くわすかしれない昨今 薫陶から脚本家の薫堂さんのコラムに   
そこで 京都は出会いの宝箱だ…  なぜだろう 偶然力のヒントに 興味が あなたの好きな京都に連れていってください。二時間「できれば一般的な観光地でないところへ」「お任せください」タクシーの運転手さんの行かれたのが 戦国武将も好んだ品を現代風にアレンジ 驚きビックリ ファーストクラスで提供される「ニュイ・サン・ジョルジュ」のアレンジあれば面白いな が いまでは 大人気の商品にも 斜陽のようにも思われながらからの 偶然力の凄さに わたしも あやかりたい気持ちになりチャレンジしなくっちゃ。

2011/8/31  15:49

投稿者:バニラ

世の中 ヘンに思いません やですよね。
そこで 先日の局長さんの利尻 礼文 宗谷に刺激されちゃって  
そうだ 私も行っちゃえ と 世界自然遺産へ
悠久の時を過ごすことの出来る感動をのフレーズから女満別 標津 斜里 羅臼知床岬 ついでにここにも行っちゃえと 野付半島から阿寒湖の東北海道へ 
町では 味わえないナチュラリズムを
人生のひと休みに


2011/8/31  8:55

投稿者:擬宝珠

思えば あれから10年ですよね。散々でしたよね。 いまは放射性セシウム
なぜか いま北原ミレイさんの石狩挽歌のような悲痛を覚えますよね。
鰊ではございませんが 肉を食べて国中が元気で活況 それが いま ニシン御殿(お店)も 歌のようにさびれて と 同様 お店もココロも カラダも オンボロロ オンボロボロロー 変わらないのは?…? 当時 夢みたころを思えば 涙がポロリポロポロリです。 
必要エネルギーも 卸関係の方の お話は本当に 沈んだ私達の代弁 正論でしょうね。 早いエネルギーパワーでスピードアップ 夢を現実に お願いしたいですよね。

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