オバマ来日その他  政治関係

オバマ大統領の来日は、
最終的に「日米同盟を基軸にする」ことを確認する形で終わってよかった。
実は、それは当たり前なので、
わざわざ人の家にやって来て、
喧嘩して帰る人はいない。
ただ、これが
おかしくなりかけている日米関係を修復するものになればいいのだが。

いくら米中が接近しているといっても、
アメリカには、朝鮮戦争で中国と戦った記憶が残っており、
まして、中国は軍事大国で
今だに軍事予算を増強している。
その上、国論をまとめやすい一党独裁国家
アメリカ人の中に、
心の深いところで警戒感があるのは否めない。

したたかな中国外交よりは
ずっと御し易い日本とは、
「対等な関係」とか「米国一辺倒ではいけない」などと
最近、へんなことを言っているようだが、
とりあえずは仲良し関係だけは維持しておこう、
というのがアメリカの本音だろう。

やっぱり、アメリカは大人だね。
来年の安保50年に向けて、
どんな関係になっていくんだろう。

オバマさんを置き去りにして
一足先にAPECに行ってしまった鳩山さんに代わり、
大統領をあつくもてなしてくれたのが天皇陛下で、
やはり日本人にとって、
この方が心の支えだ。
両陛下と大統領が三人だけで昼食を取った(通訳一人が同席)
というのも、親密でいい。
新聞に掲載された写真↓を見て、ほっとした。

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両陛下の、遠来の客に対する温かい思いと、
大統領の日本の象徴に対する敬意がよく伝わって来る、いい写真だ。
かつて戦勝国の大統領マッカーサーが
昭和天皇と会った時、
あの傲慢不遜な将軍が大きな感銘を受け、
その日からマッカーサーの皇室に対する態度が変わった。

この日、両陛下に会って、
オバマ大統領の中に残ったものは、
日米両国をつなぐものになるはず。
政治的手練手管は心に残らないが、
感動は魂に残るから。
天皇陛下は、こうして、
何万人もの政治家以上のお仕事をして下さっている。


ところで、先週、国民は初めて見る光景を目にした。
例の「事業仕分け」。
ああいう体育館で
衆人環視、カメラ監視の前でやったことは大変意義がある。
今まで密室の中で行われていたことを
国民に見せてくれたのだ。
これは、「政治が変わった」ことを印象付ける重要なことだ。
政治は、こういう目に見える形が必要なのだ。

屋山太郎さんが
「象徴的政策での妥協は『信』を失う」
と書いて、
日本郵政社長人事に元大蔵次官を持ってきたことを批判していたが、
まさしくそのとおりで、
そういう失望感がたまると不信感になるのは、前に書いたとおり。

そういう意味で、
「脱官僚」「政治主導」というものを
目に見える形にした
今回の「事業仕分け」は良いことだ。

元々、日本の病巣に
天下り団体が山ほどくらいつき、
その下に沢山のファミリー企業が吸いついて
国民の税金を盗んで来た構造があるわけで、
それをただすのが政治家の仕事なのに、
情熱と強い意志と豊かな知識が要求されるために
誰も手をつけられずにいた。
やらなければならないことは
30年も前から言われていたのに、やれなかった。
自民党政権は口ばかりでできなかった。

それを新政権が果敢に挑戦したことは評価すべきだろう。
急ぎすぎだとか、専門的でないとか、人民裁判だとか、
いろいろ批判も出ているが、
戦後60年の間に作り上げた堅固な城を突き崩すのだから、
これくらい乱暴な方法を取るしかないだろう。

利権を奪われる側が文句を言うのは当たり前なので、
そんなのは気にする必要はない。
どんなことにも理屈はつくし、
誰にでも満足される回答など求めていたら、
予算はふくらむばかりだ。
問題は今の財政の状態を見て
改革する決意であって、
それは、今まで
意見を足して2で割って、
両方を立ててきた自民党の手法にはできないことだ。
財務省だって、これは歓迎しているはず。

削られる側も、今までさんざんいい思いをしてきたのだ、
このあたりが潮時だと感じていただきたいものだ。
自民党も、今まで自分たちが絶対やれなかったことを
民主党がしているのを、
脇で冷やかに見るのはやめた方がいい。

この形の事業仕分けは今回限りで、
次からは予算編成の段階で
不要な事業を削っていくらしいが、
これも国民の前でやってほしいものだ。

本当は「無駄使い110番」など作って、
税金の無駄使いの実例を国民から募ったらどうかと思うのだが。

鳩山さんは、ブルネイの国王の前で、
「国民に税金が課されないと聞いた。
日本国民もブルネイに移住したいと考えるだろう」

とポロリともらしてしまったという。

勤労、教育、納税は、
日本国憲法に定められた国民の三大義務
その義務の一つを
日本の元首が他の国の元首の前で
否定してみせたというのだから、
ことは重大だ。

新政権は
首相以外の若い連中の意欲は買えるのだが、
鳩山さんからは、心棒が感じられない。
もし小沢さんだったら、
どんな首相になったか、
やはり見たかった思いはしますね。







2009/11/15  10:45

投稿者:真山

政治、オバマさん記事内容マスコミより  密度が濃く 内容理解が 容易です
それより 鳩山首相シンガポール行きで、パートナー不在にも 関わらず 
オバマさん  陛下と昼食 安堵感    
天皇陛下は凄い
オーラが
天照大神から 今日まで 世界に類のみない皇統 のなか 信長、秀吉、徳川幕府  戦乱 混乱 第二次世界大戦敗戦 後のマッカーサー  政治 変化のなかでも 民は  崇めてきました    世界のオバマさんも素晴らしいです  「実ほど垂れる…稲穂…」

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