トニー賞受賞式  

新聞によれば、
アメリカでマイケル・ジャクソンのCDが爆発的に売れており、
アマゾンが25日に受けたCDの注文のうち、
6割がマイケルの曲
26日午後のCD売り上げでは、
マイケルの曲がベストテンを独占したといいます。

さんざん笑い物にしておいて、今頃何だ、
という気がしますが、
今からでもマイケルの曲を実際に聴いてもらえることは嬉しいことです。

石原都知事が
「マドンナが死んでも、
マイケルが死んでも、
がっかりしない」

とばっさり。
(マドンナはまだ死んでいません)
「俺は、あまりマイケル・ジャクソンの
いい聞き手でもファンでもないから」

というのが理由。正当な理由です。
確かに時代が違いますからね。

事務局長の持論では、
あらゆる芸術の中で、
音楽が最も年齢制限を大きく受け、
年齢のある段階で、
新しい音楽を受け入れなくなる、

と見ています。
だから、宴会などで歌う歌を聞くと、
完全に世代が分かれます。
どちらかというと幅広い方の事務局長にしても、
邦楽はニューミュージックで終わり、
洋楽はせいぜいマイケル・ジャクソンまで。
ただし、歌えません。
その後は、無理して、マドンナ、バックストリート・ボーイズまでかな。
最近は娘の影響で東方神起を聴かされて、
なかなかいい、と思いますが。

続けて石原知事が
「一世を風靡した人間については、
その時代に生きている人間の
人生を通じての情念、情感を代表している。
そういう点では、
マイケル・ジャクソンが表象した時代が終わったという
哀悼の意を、
多くの人が感じていると思います」

と言っているのは、さすがの慧眼。

ついでに、最近の音楽については、
「へたくそな日記を、
文章になっていない、
わめくみたいな歌。
ちっともいいと思わない」

と言っているのも同感。
今の歌の歌詞は全く詩になっていませんが、
それを「へたくそな日記」と言ってのけたのは、うまい。


さて、今日は、待ちに待ったトニー賞授賞式の中継。
6月7日夜(日本時間は8日朝)に実施されたものの
3週間遅れの放送です。
以前はナマで中継したこともありましたが、
最近はすっかり時差放送です。

今回のオープニング・ショーは、
「リトル・ダンサー」から始めて
「ウエストサイド物語」
「ガイ・アンド・ドールズ」
「ヘアー」・・・
と候補作品のほとんどをまとめた超豪華舞台。
最後は舞台にあふれんばかりの大合唱となりました。

ここで力尽きたのか、
あとのショーは少々盛り上がりにかけましたが、
司会がかつてのテレビの「天才少年ドギー・ハウザー」、
現在もクイズ番組の司会をしている人で、
なかなか手際のいい司会ぶりでした。
最後に「トゥナイト」の替え歌で受賞者を讃え、
これがスクリーンの映像と見事にシンクロ。
受賞者は当日、封印が解かれるまでは分からないシステムの中で、
あの替え歌を覚えたとすれば、
なかなかたいしたものです。

ところで、録画にあたっては、
用心のために3つの系統を準備。
一つは最近買ったブルーレイ・ディスクのレコーダー。
もう一つは、ケーブルテレビからDVDレコーダーに入力。
更に、ベランダのアンテナからもう一つのDVDレコーダーへ。
再生してみると、
ブルーレイは原因不明の録画中断。
ケーブルの方は、内蔵時計が進んでいたために、ラストの数分が欠け、
最後の頼みのアンテナからの録画は正常。
フェイルセイフという
失敗をカバーする安全装置は必要だとつくづく思いました。

夏休みのニューヨーク旅行、
一日だけスケジュールを未定にしていた日があったのは、
この中継を見てから決めようと思ったからですが、
ようやく決まり、ネットで予約するつもりです。

実は、昨日、事務局長が利用していた
ブロードウェイやロンドンのミュージカルのチケットを手配する会社が
19年の歴史を閉じて、解散するという連絡をしてきました。
確かにネットでチケットの手配ができる時代になっては、
難しい商売になったとは思っていましたが、残念。

[映画紹介]

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スペイン旅行中の二人のアメリカ人女性が
情熱的でセクシーな画家と恋に落ちる。
そこへ、画家の別れた元妻が現れて・・・
というコメディ。
大人の映画です。
なにしろ、ウディ・アレンですからね。


幅広いはずの事務局長でも苦手な分野があります。
それは、女性映画。
中でもジェーン・オースティン原作のものなど、
全く何も感じず、
面倒で仕方ない。
それでも、
この映画は面白かった。

一つは役者の魅力で、
スカーレット・ヨハンソンレベッカ・ホール
二つのタイプの女性像を演じ、
対する画家はバビエル・バルデム
破滅的な元妻を演ずるのはペネロペ・クルス
みんな生き生きとしています。
ペネロペ・クルスはこの演技でアカデミー賞助演女優賞を獲得。
作品そのものも
ゴールデングローブ賞の
コメディ部門の作品賞を受賞。
(ドラマ部門の作品賞は「スラムドッグ$ミリオネア」)

別に深い深い内容があるわけではありませんが、
スペインの素敵な風景の中で、
魅力的な役者によって演じられる恋模様。
何ともいえず
心地よい気分にしてくれる映画でした。

スカーレット・ヨハンソンが
「自分が望まないものは分かるけど、
自分が何を望んでいるかが分からない」

と言っているのは、
自分探しの旅をする人の典型的な病理です。
自分探しをしている間は
本当の自分は見つからない
んですけどね。

5段階評価の「4」




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