内容証明と「レッドクリフ PartU」  

総代会への狭間の中で、
理事会の議事録を作ったり、
除名者への総代会での弁明に対する内容証明を送ったりで
少々非生産的な作業に従事しています。

内容証明を出しに郵便局に行って、
不備があるからと戻されました。
一行の中に入る文字数が決まっているのですが、
⑸という書き方は二文字に数えるので、
はみ出るから書き直してこい、
というのです。
かっこは一文字に数える、
というのは知っていましたが、
(5)ではなく、⑸。
括弧付き数字は、「かっこ5」で入力して変換した結果出て来るので
一文字と数えるべきなのに、
「規則ですから」の一点張り。
その規則集を見せてもらったら、
そもそも括弧付き数字は想定していない。
@も二文字に数えるというのだから、
その規則の方がおかしい

なんとなく既視感があるので、
「内容証明」というキーワードでこのブログを検索したら、
一件出てきました。
2年前の4月25日。
面白いので、再録します。

☆☆☆[再録]☆☆☆

事務局長、せっかく中央郵便局まで行ったのに、
すごすご帰って来ました。
実にくだらない理由で受け付けてもらえませんでした。

縦書きの場合は1行20字以内、
1ページに26行以内
つまり、1ページ520字以内
という決まりがあり、
それはちゃんと守りましたが、
文中にあった

という文字が問題。
これは2文字分に書き直せというのです。
ワープロでそういう書き方は出来ない、と言うと、
では、その文字の後に1文字空白を作って、2文字分とせよ、といいます。

やれやれ。
括弧付き数字を1文字に数えるか、2文字に数えるかなど
内容証明の本質とは何の関係もありません。
行数制限、文字数制限など、
一頁にぎっしり書いたりして読みにくくなるのを防ぐための決まりでしょう。
ところが、本質でもないことをルール化し、
それが一人歩きし、人を束縛する。
まさにお役所仕事の愚かしさの典型です。

少し前の事務局長なら
そこで一理屈こねて抵抗したでしょうが、
窓口の人間とケンカするほど愚かでもないので、
事務所に戻り、
作り直して、帰途提出。
民営化したら、
そういうくだらない決まりは現場優先で変えてもらいたいものです。

☆☆☆☆☆

ということは、民営化後も改善されていなかったわけか。
どれだけの人が、こうやって二度手間させられているのだろう。

でも、2年前と同じことをするとは、
事務局長も間抜けですね。
その上、今回はごねて、
最後に
「随分血の通わない話ですね。
そんなこと言ってて、虚しくないですか」

などと一言言ったりしているので、
成長は止まっています。

[映画紹介]

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PartTのラスト、諸葛孔明の手を離れた白ハトの後を追ってカメラが
対岸の曹操の陣営までついて行く、
80秒間に及ぶ長いワンカット。
CGでやったに決まっていても、驚きの映像だ。

その映像を最後に、待ちに待ったPartU。
期待を裏切らない出来だった。
疫病の発生、連合軍の亀裂、孔明の10万本の矢の捕獲作戦、
風を待つサスペンス、小喬の単身敵陣乗りこみ、最後の総攻撃と
見所満載。

単なるアクションだけでなく、
男たちのドラマもしっかり描いている。
特に一人一人の心の中にある志、
仁義を尊ぶ思いに圧倒される。

戦いにおいて重要なのは、
結束と士気というのがよく分かる。
まさに「集中力さえあれば、小石で巨人をも倒せる」のだ。
その根底にあるのは天倫に恥じない行い。
それさえ整えば、自然現象までもが正義の味方をする。
卑怯な戦法をよしとしない理由に
「これは君子の戦いですから」
というセリフが出て来るが、
「君子の戦い」。いい言葉だ。
小沢一郎をはじめとする政治家たちに聞かせてやりたい。
他にも「民を守らずして、戦の意義はない」
「国の誇りのためなら、たとえ勝てなくても、戦わねばならぬ」

など、
男の美学に満ちたセリフが沢山出て来る。

そして、ジョン・ウー美意識あふれる映像。
酔った。

役者がみんないい。
トニー・レオンはこんなにいい役者だったか。
仇役のチャン・フォンイーが存在感たっぷり。
劉備のユウ・ヨン、
フー・ジュンをはじめとする将軍たちもみんないい。
映画初出演のモデルのリン・チーリンは本当にきれい。
特に、金城武がこんなにいいとは
受けの演技を涼しい目元で魅力一杯だ。

観ていて、「ロード・オブ・ザ・リング」を想起したのはなぜだろうか。
きっと人間心理の奥底にある
物語心を刺激するものがあるに違いない。

今年のアカデミー賞外国語映画賞、確実と思ったら、
TUを2時間程度にまとめたものを公開するらしい。
前に「シャル・ウィ・ダンス」のアメリカ公開で
周防監督が苦労していたが、
アメリカ人は字幕付きの映画を2時間以上観るのは耐えられないらしい。
残念。

戦争映画が苦手な方も、中国が嫌いな方も
必見の映画。
5段階評価の「5」

できれば、PartTを復習してからご覧になることをお勧めする。
人間関係がよく分かる。
事務局長は中国語の語感が嫌いなので、
吹替版で観たが、なかなかよかった。




2009/4/22  19:37

投稿者:イタコ

事務局長の利己にとらわれない取り組みスタンスが共感おぼえます。 また亡き淀川長治ばりの鑑賞解説も いつも楽しみにしています  近い将来 素晴らしい映画制作監督としての映画祭出品を楽しみに待っています

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