お台場と『スラムドッグ$ミリオネア』  

あんまり爽やかな天気なので、
愛車『ファルコンU号』に乗って、お台場へ。
(駅の市営駐輪場の更新に伴い、自転車も世代交代。
前の『フェルコンT号』は、カミさんにお下がりです。)

↓いつもかわりばえしないお台場写真ですみません。

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↓エコ発電キャンペーンのキャラクター。

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↓シネマメディアージュには東京オリッピック招致のツリーが。
盛り上がりませんね、招致キャンペーン。

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シネマメディアージュに来たのは、
何故か舞浜では上映していない、
「スラムドッグ$ミリオネア」を観るためです。
本日初日。
感想は、後で書きます。

↓今日の昼食。お肉を食べていれば、事務局長はご機嫌です。

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↓パレットタウンでは大道芸人のパフォーマンス。

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そういえば、何年か前、組合はここで試食会をしましたっけ。

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↓ラスベガスではありません。ヴィーナスフォートの中にあるカジノ。

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ルーレット、バカラ、ブラックジャックと揃っています。
基本的には学習コース。

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二千円で入場、チップ600ドルの他に掴み取りのサービスも。
1度に89枚掴んだのが最高記録。どんな大きな手なんだ。

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事務局長はぴったし40枚だったので、倍の800ドルに。

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1400ドルを軍資金に遊んだのは、もちろん、ブラックジャック。

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このテーブルのルールはノーホール。
親が先に2枚引くのではなく、1枚のみ。
親の2枚目は最後の人が引いてから。
2枚先に引くと、既に手が確定している場合があり、
その時には、こちらの努力が無駄になります。

たとえば、親が2枚引いたうち、表に出ているのが9だとします。
こちらの手が12で、あと1枚引いたら6で、18まで持っていっても、
親の2枚目をひっくり返すと10で、親の勝ち。
子は無駄な努力をしたことになります。

そういう意味で、親が2枚目を引くのが子の手作りの後の方がスリルがあります。
それだけに、最後の席の人の判断が
親の手の優劣につながるので、責任重大。
事務局長は絶対、その席には座りません。

ラスベガスではたいてい2枚先引き。
マカオでは1枚引きでした。

1時間ほど遊びましたが、
増えもせず、減りもせずで、
預けて帰りました。
半年間有効ですが、
次に遊ぶ時にもまた2000円取られます。

実際にお金を賭けるわけではないので、緊張感のないことこの上なし。
ただゲームを楽しみたい人向け。

その後、近所の病院に入院中の役員を見舞って、
再び『ファルコンU号』で疾走して帰って来ました。

[映画紹介]

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誰でも知っている、今回のアカデミー賞作品賞受賞作
ヴィカス・スワラップの小説「ぼくと1ルピーの神様」を映画化したイギリス映画。
監督ダニー・ボイル以外、
名のある人は誰もいない
ノースターの低予算映画で
映画館では上映せずに
ビデオ公開さえささやかれていたものが、
たった10館から全米600館まで広がり、
最後は1億ドル以上の興行収入を上げるまでになった。

片隅で公開された映画を見つけ出し、
口コミで評判を広げ、評価し、
沢山の人が観、最後には
最高峰の賞を与えるに至る
アメリカ映画の観客の選択眼には恐れ入る。

[以下、映画の内容を全く知らない人は、
読まない方がいいと思います。
映画のストーリーを知っている人は、続けて下さい]


日本でもやっていた「クイズ$ミリオネア」のインド版番組に、
お茶汲みにすぎない青年ジャマールが出演し、
次々と問題に回答し、
あと1問正解すれば、
番組史上最高額の賞金を得る寸前までやって来た。
医者や弁護士でもここまで勝ち残った人はいないのに、
スラム育ちで学のない男が勝ち進んで来たのは、
何かインチキをしたに違いない、
と疑った番組の司会者によって警察に渡され、
警察は拷問して、白状を迫る。
(数年前に、イギリスでインチキがあったのは実話)
ジャマールはなぜ正解を出せたかを刑事に語って聞かせるが、
ムンバイ(ボンベイ)の極貧のスラム街から始まる
彼の過酷な人生そのものの中に
正解の秘密が隠されていた・・。

以上、既にチラシにも書かれ、
広く説明されている内容だが、
十数行前に警告を書いたのは、
この構造そのものに、この作品のポイントがあるからだ。
最近はやりの「ネタバレ」という言葉を適用すれば、
この作品構造について語ることそのものが「ネタバレ」に当たる。

そういう意味で、
観終えた後、
「ああ、知らなければよかった」と
事務局長は思った次第。
構造を知らず、
未知の状態で観たら、
もっと驚きは大きかった
だろう。

しかし、それを割引しても、
映画そのものは、熱く、スピーディでダイナミック。
私有地で遊んでいて警官に追いかけられて
ムンバイのスラムの中を逃げる子供たち。
その姿を空の上からとらえた映像が
次々とカット割で引いていく演出の志の高さ。

イスラム狩りの暴動で母親を殺され、
ゴミ捨て場で眠る兄弟に
次々と襲う過酷な運命。

そこから始まる目のくらむような二人の人生。
殺人を含む、あらゆる悪事をして生き延びていく。
子役も2回変わって
現在と過去が交錯する構造も破綻なく進む。
脚色賞受賞は当然だ。
演出もまさにダニー・ボイルらしさを失わない。

そして、最後の回答へ向かうサスペンス。
それが子供の頃の「三銃士」(三人の絆)にまつわる見事な回帰。
インドの社会問題であり、
時代の変化の話でもあり、
一人の男の成功物語であり、
同時に青春讃歌でもあるストーリーが
重層的に進行する。
日本でもこういう話は撮れないものか。

撮影も役者の演技も編集も音楽も
最高の力を発揮して出来上がった映画。
一つの創作物が奇跡を生むのは、
そういうものだろう。

アカデミー賞を取ったのは、
まさに、そのエネルギー。
しかも、アメリカ発の世界的金融危機という背景が
この映画を受け入れる素地を作った。
それも奇跡。
天の時、地の利、人の和
それらを総合して
最後のシーンでは深い感動を呼ぶ。

5段階評価の「4.5」

0.5のマイナスは、
少々都合がよすぎるのと、
このクイズ、賞金が上がるたびに難しくなっていくはずだが、
大金のかかった最後の問題のわりにはやさしすぎて、
「三銃士」につながる無理やりさを感じたから。
文学史上の名作を読んでさえいれば答えられる問題は難問とはいえない。

個人的には、
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」の方が
奥深い感動を読んだから。

余談だが、
小学校1年生の時、
島田くん、西島くんという友達と
「三銃士」というのを組んでいた。
どうやら、『少年世界文学全集』という抄版で読んだらしい。
島田くんがアラミス、西島くんがポルトス、
事務局長の役回りはアトスだった。
「笑わぬアトス」だから、
子供時代笑いん坊の事務局長にはミス・キャスト。
ダルタニアンは、女の子のモモちゃんだった。

アラミスは有名な男性用香水があり、
この香りをかぐと、
腰が抜けたようになる女の子を知っていた。
デイトの時は、わざとつけて行った。
事務局長、青春の一こま。

更に余談だが、
近く事務局長はインドを訪問する予定。
タジ・マハールも行く。
ただ、公衆トイレには近づかないつもりだ。




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