“実話に基づく激しくも切ない宿命の物語”
まずは映画館に入ってみてビックリ…それほど話題作ではないと思っていたのに、満席に近い入り、まあ客席数がそんなに多くはないとはいえ、年末のこの時期のこの時間にこんなに人が集まっているとは思いませんでした…というか自分も“集まって”いるわけだけど、男性客が圧倒的に多いというのもこの作品の特徴でしょうか…水曜日は男女共に千円の劇場なので昨日行ってたら満席で入れなかったかも。
内容的には、久々のフレンチノワール、しかも2大スターを起用しているだけあって、ハリウッドでリメイク企画も納得の面白さでした。
敵味方の対比があまりにハッキリし過ぎというか、被せる音楽が叙情的過ぎるというか、うるさすぎる程な音楽的な盛り上げ方がちょっと気になりましたがナレーションの多用よりはいいかなと…。
ハリウッドでリメイクするとしたら誰がいいかな、なんて思いながら観るのも面白いかもですね。
ちなみに私は、ダニエル・オートイユの演じた役には、デ・ニーロ、対する敵側のジェラール・ドパルデューが演じた役にはジャック・ニコルソンがいいかな、とか思いましたが、ニコルソンは「インファナル・アフェア」のリメイク作品にも出ているので却下、ニック・ノルティで決まり!なんて思いましたがパンフをちらっと眺めたらなんとリメイクのプロデューサーにデ・ニーロの名前が…。
うーむ、年齢的にも少し上すぎるし、それなら、デヴィッド・モースとラッセル・クロウでいかがでしょうか…この二人なら敵味方どちらがどちらを演じてもOKみたいな?
というわけでいよいよ今年もあと少しになりました、観納めは何になるかわかりませんがとりあえず年が変わらないうちに送信!
銀座テアトルシネマ19:15〜観客9割程/150席


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