「「ヘレディタリー/継承」(2018米/ファントム・フィルム)」
映画
《家長である祖母の死をきっかけに、ごく平凡な家族に隠されたおぞましい秘密が明らかになっていくホラー映画。新人監督アリ・スターが緻密に伏線を張り巡らせた自身のオリジナル脚本を映像化し、観る者にトラウマ級の不条理な恐怖を突きつける。一家の母親に扮した『リトル・ミス・サンシャイン』の名女優トニ・コレットの鬼気迫る怪演も圧巻。》
こ、これは!
まずは子役の少女の不気味さは「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」の時の少年といい勝負かも。
そして、不安を掻き立てるような音楽や少女が口の中で下を使って鳴らす“コッ”という音や、母親役のトニ・コレットの表情の怖いこと!
内容的にはよくわからないところだらけだったけど、遺伝や血筋を意味する“HEREDITARY”という原題からの、“継承”という邦題が腑に落ちるラストに唖然、怖いけどもう一度最初から観てみたいような、あまりに禍々しくて観たくないような(^^;
あらすじ
グラハム家の祖母エレンが、娘アニーに「私を憎まないで」というメモを残して他界した。それ以来、残されたアニーと高校生の息子ピーター、13歳の娘チャーリーの周囲で奇妙な出来事が続発。やがて恐ろしい惨劇に見舞われたグラハム家の日常は崩壊していく。
原題 HEREDITARY
127分
PG12
監督
アリ・アスター
キャスト
トニ・コレット
ガブリエル・バーン
アレックス・ウォルフ
ミリー・シャピロ
アン・ダウド
TOHOシネマズ日比谷13 18:40〜観客7割程/108席


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