「「オアシス:スーパーソニック」(2016英/KADOKAWA)」
映画
《2009年に解散するまで世界のロック・シーンを牽引したイギリスのバンド、オアシスをめぐる記録映画。バンドの中心的な存在だったリアム&ノエルのギャラガー兄弟の関係を掘り下げながら、彼らの軌跡と優れた音楽性を検証する。『AMY エイミー』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞に輝いたアシフ・カパディアが製作総指揮を務めている。》
オアシスという名前は知ってはいたけど、正直なところ、もっと聞き覚えの曲があると思っていたので最初のうちは置いてきぼりにされた気分だったけど、来日時の日本の観客の熱狂ぶりや、2日間で25万人動員のネブワースのライヴの様子が圧巻!
こういったドキュメンタリーでよくある当時の社会背景や他のグループとの比較分析などが殆ど語られなかったのも新鮮だったというか、人気の頂点に立ってからの、売り上げ目当ての取り巻きたちへの悪ガキぶりと対照的にファンや観客に対する熱い思いが伝わってきて、終わる頃にはオアシスをもっと知りなくなった、3月公開の「oasis FUJI ROCK FESTIVAL’09」も観てみたい。
ストーリー
1991年に結成され、わずか数年後にロック界の頂点へと上り詰めたオアシス。ギャラガー兄弟への新たなインタビュー、他のバンドメンバーや関係者の証言、名曲の数々に彩られたライブ映像などの豊富なフッテージにより、伝説的なバンドの真実を今に伝える。
原題 SUPERSONIC
122分
監督
マット・ホワイトクロス
YEBISU GARDEN CINEMA1 16:45〜観客50人程/187席


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