“それは、二人の想いをつなぐ歌。切なく胸に鳴り響く、青春恋愛映画の誕生!…浅野いにおの同名コミックを宮崎あおいと高良健吾の主演で描いた青春音楽ラブ・ストーリー”
《希望を見出せない世の中で夢を追って懸命に生きる若者たちの青くて純粋な日々を繊細に綴る》
というわけでSONYビルでUVERworld「GOLD」の3D上映の観納めをしてから川崎に向かいました
これは不思議なタイトルでだいぶ前から気になっていたものの、なかなか時間が合わずに見送っていた作品だったので、ちょうどいい回での上映に飛びついて鑑賞したものの、なんか、最初のうちは、人生、そんなに甘いもんじゃないよ、とか、バンドやるか就職するかの選択肢ではなくて、別に就職したって好きなことがぶれなければ続けられるはず、とかいささか“上から目線”で観てましたが、生き方の是非はともかく、自分の若い頃と重なる部分もいろいろと思い出して、終わってみれば切ない思いが残りました、人間誰しもこんな時期があるんですよね。
この作品の原作となるコミックは知らないけど、
“今、この瞬間はいろんな現実から目を背けた上に成り立っている。それでもあたしたちは、この一瞬を、限られた人生を、どこかに向かって進まなくちゃならない”というパンフの一文が印象的でした、そうなんですよね、若いから年だからということでなく、生きてるって、どこかに向かって進まなきゃなんですよね、なんて。
そういえば、劇中で使われていたのと同モデルのギターがロビーに展示されてました、宮崎あおいちゃん、頑張って弾いてましたね。
高良健吾は「BANDAGEバンデイジ」に続いてのバンドものでしたが、これはこれでよかったです、髪型も自然だったし(笑)
彼はこの後も「ボックス!」「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」と出演作が続いていて楽しみです

」
290席の劇場で3割くらいの入りで、日曜の夜の割には人が多かったので、公開当初はけっこう混んでたのかも。
少し前に観た「パレード」もいまどきの若者の生活観を掬いとっていて興味深いものがありましたが、そういえばチネチッタで観たんですよね、気になる作品を上映してくれるのでこれからも要チェックです
チネチッタ4 19:35〜観客3割程/290席


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