“男の嫉妬は世界を滅ぼす…ローレンス・オリヴィエとマイケル・ケインの競演で72年に映画化されたアンソニー・シェイファーの傑作戯曲を、マイケル・ケインとジュード・ロウの競演で再映画化”
今日はいつもの火曜日の予定通りに大和→大森経由で川崎に向かいました
この作品はシネスイッチで上映しているので、明日、同じくシネスイッチで上映中の「ラスト、コーション」とハシゴしようと思いましたが、19:15の回ならなんとか川崎でも観られるし、109なら歩かなくてすむので、明日はまた別の組み合わせで考えることにして観てみましたが、いやいや、舞台劇な作りは苦手な私ですが、マイケル・ケインの“怪しさ”VSジュード・ロウの“妖しさ”対決にゾクゾクしました
内容は…“ひとりの女を巡って、夫である初老の推理作家と浮気相手の若い俳優が、互いに罠を張り巡らせ危険な心理戦を繰り広げるさまをスリリングに綴る”ものですが、冒頭のシンメトリックな構図に、なんかピーター・グリナウェイの作品を思い出したりして、畳みかけるような音楽もちょっと似てるかも、なんて余裕で思ったりしましたが、シェイクスピア俳優のケネス・ブラナーが監督してるだけあって、対話形式ならではの緊張感もありあり、マイケル・ケインを後ろから抱くようにジュード・ロウが近づいて鏡を覗くシーンなんか、特にドキドキ、女なんかいいから二人仲良くしちゃってください、みたいな

前の映画、「探偵スルース」はタイトルしか知りませんでしたが、今回のマイケル・ケインの役が名優ローレンス・オリヴィエで、ジュード・ロウの役がマイケル・ケインなんですね、機会があれば観てみたいです
マイケル・ケインといえば、「デストラップ・死の罠」でもミステリー専門の劇作家役で、劇作家志望の若い男役のクリフトファー・リーヴとの共演にドキドキしたのを久しぶりに思い出しました。
役柄の交替ということでは、そういえば、1966年の映画「アルフィー」でマイケル・ケインが演じた主役のアルフィーを2004年版ではジュード・ロウが演じていたのも記憶に新しかったりしますが、二人の“連携”プレイはまだまだ続くかも…できれば親子役で共演のコメディなんかを観てみたいです
109シネマズ川崎9 19:15〜観客10人程/89席


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