“愛を求め続けた世界最高の"歌姫(ディーヴァ)…20世紀を代表する天才オペラ歌手、マリア・カラスの成功への道のりと愛を巡る物語”
ということで、今日は先にお姑さまの妹の様子見をしに目黒に行ってからいつものように大森でお姑さまの様子見…二人とも変わりなくてなにより、安心して、昨日から最終回が19:40からになったこの作品を観に銀座に向かいました
マリア・カラスが主人公の作品といえば、同じくシャンテシネで上映された「永遠のマリア・カラス」もまだ記憶に新しいところですが、こちらは制作年は後ですが、時代的には、その前の話で、しかも、オリジナルタイトルが「CALLAS ONASSIS」(スクリーン上では、&の意味らしいEがついてCALLAS E ONASSISになっていたような…)になっているだけあって、“最後の恋”の相手であるオナシスの出番もかなりあって面白かったです。
冒頭のオーディション場面から一気に、有名になってからのマリア・カラスになるので、いかにして世界の歌姫になったかの経緯は省かれていますが、パンフによると、若き日のマリアは“眼鏡とニキビと体重”が大敵だったそうで、歌手生活が軌道に乗ってからも、肥満が続いたカラスを一念発起させたのは映画「ローマの休日」だったんだそうです。
で、オードリー・ヘプバーンと同じ食事法で30kgの減量に成功したんだとか…往年の写真を見る限りではとてもそんな風には思えないくらい堂々とした美しさで、少し前に観た映画じゃないけど、カンナさんならぬ、“カラスさん、大成功です”といったところでしょうか
それはともかく、オペラのシーンも要所要所にあって、カラスとオナシス同郷の地であるギリシャ風味もありあり、「その男ゾルバ」の昔からギリシャ音楽を聴くと血が騒ぐ私にとってはそのあたりも楽しめました。
オナシスとの恋に破れてひきこもるようになったカラスのその後が「永遠のマリア・カラス」になるわけで、改めて観たくなりました
シャンテ・シネ2 19:40〜観客40人程/204席


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