あるサイト(六畳半のすごし方)を見て思ったのですが。
鳥さんではなく、シローからの手紙だったの考えるのが自然ですね。
もちろん鳥さんから、という解釈でもいいように巧妙に作ってありますので、ここがとてもすごいところですね。
そのサイトでは、
・冒頭でシローの悪夢を見せていること
・その直後にメルポから手紙が出たこと
・ホットケーキの謎(前回シローの大好物となっている)
等を理由にあげておられました。
ただし、物語の本質は「誰からの手紙であったか」は、さほど重要ではないということもおしゃっていました。
もともと別世界の謎生物たちなので、深層心理が手紙という形に具現化したと考えるのはおかしくないです。
差出人が重要ではないという意見は、僕もそう思います。
のぞみとその仲間たちが、「届いたもの」をどうとらえるか。
それがシローにどう影響を与えるか。
ということを、ここまでで描いてきていますね。
GoGo!では、「想いに応える」ことを重要視していると思います。
それは、あまりたいそうなことではなく、自分たちに直接届いたものに対して感じたことを、最大限応えましょう、というものだと思っています。
まあ、付け加える理由があるとしたら、プリキュアでは伝統的に「オチ」は冒頭で出ている、ということですね。(なぎさの引越し等)
この件で今回のGoGo!のここまでの流れをちょっと振り返ってみたのですが、けっこういいんじゃないかと思いますね。
5と比べると、やはり地味ではありますが、のぞみ達とシローを始めとする登場人物たちとの関係・シローの意識変化の表現はMHの流れにもせまるものがあるんじゃないでしょうかね?
ただ、対象が女の子(ひかり)と男の子(シロー)ではね、、、
それと雰囲気が暗いほうへ行ってるので、ね、、、
無からいろんなものを獲得していく物語(MH)。
一度崩れたものをまた取り戻す物語(GoGo!)。
GoGo!のほうが少女漫画っぽい作りではあるんですが、まあ、視聴対象を考えると、ちょっと不向きかなーとも思います。
でもGoGo!のここまでの大きな流れは結構いいものだと思います。
それと話は変わりますが、シローが元エターナルだったという感想も多かったです。
ですが、それはまだわからないと思います。
エターナルの職員(アルバイト含む)だったか、提携先だったかはあのやりとりではわからなかったです。
以前はエターナルのバイトだったかもしれませんし、ほぼ専属の運び屋だったかもしれません。
(H20.3.28)

0