加代ちゃんと舞ちゃんが廊下をふたりで歩いているときのシーンについて思ったことです。
これは咲が、舞ちゃんの絵を描こうとしてじーっと観察している最中にあったことです。
舞ちゃんが通りかかったところを愛電波でキャッチして、教室の中からじーっと見つめる咲。
加代ちゃんと舞ちゃんは世間話をしながら歩いてきたのですが、咲の視線にただならぬものを感じて変な感じがしたのでそのままいそいそと歩き去っていきます。
隣の加代ちゃんは気がつかなかったようですね。
会話は加代ちゃんのほうが積極的で、しかも普段の委員長的冷静な物言いではなく、すごく友だちっぽく感情的に話しているのがとても印象に残りました。
加代ちゃん、すばらしいっす。
ただ気になったのは、こういうシーンは後にも先にもここだけなんだろうなーということです。
咲舞のペアではなく、咲と誰か、あるいは舞と誰か、という組み合わせをもっと普通に描いてほしいのです。
今回よりもっと短い会話でもいいです。
(ふたり←→みんな)だけではなく、(咲←→みんな)及び(舞←→みんな)がSSには必要だと思います。
前作もそうでしたが、「ふたり」が「ふたり」になっていないと、この番組は意味がありませんよね。
それにはそれぞれに別々の世界を持たせてやればいいと思います。
咲は優子、仁美ともともと仲がよかったわけだし、もっとこの3人だけの部活話でもさせてあげればいいですね。
舞ちゃんと加代ちゃんは優等生っぽい性質を持っているので気があう、ということにすればいいですし。
部活ではなくて、クラスの中でそれぞれ別々の世界を持っていることを画面に出してほしいです。
そうすればSSはもっといいものになると、今回のこのシーンを見て思いました。
(H18.11.24)

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