2008年10月16日(木)
朝7時朝食。我々の朝食は別料金1人38元。叔父さんたち7名と一緒に。
9時出発らしく,その前に行き添乗員にツアーに参加したい旨の交渉。添乗員の王さんは,通常1人700元だが600元でいいですとのこと。夕食は要りませんと言うと,50元引いて550元。そこをもう少し負けてもらって1人500元,計1000元。完全に日本人価格である。旅順旅行の前回は長距離バスで行き,現地で200元でタクシーをチャーターして回ったような記憶があるのだが。500元前後で大連から1日タクシーを雇えたはずと思い,後をタクシーでついていきますと言えばよかったとは後で思いついたこと。
ツアーの一行は18名、そこの7名が叔父叔母のご一行。そこに我々2名が加わり20分の9の勢力。添乗員の王さんが我々のことも紹介してくれた。なかなか気配りのできる方である。
旅順は203高地が最初の訪問地。ここでものすごいボッタクリに遭遇。駐車場から璽霊山の塔までのバス。歩いて5分ほどを100元。タクシーだと大連市内最低料金8元で行く距離。足の悪い母はこれを利用せざるをえない。次は水師営会見所。昼食は水師営会見所の横のレストラン。ビール代は別料金で20元。いつも2.5元のビールを飲んでいる身としてはボッタクリもいいところ。でも日本円で300円ぐらいだから日本の感覚から言えば安いとなるのであろう。絶妙の値段設定。隣に座ったツアーの参加者の人に訊くと食事の際はずっと20元でしたよとのこと。
ここで王さん,アルバイトですと断って天津甘栗と烏龍茶クッキーの試食・販売。甘栗は1箱に4袋入って1000円。クッキーは1箱1000円。3つで3000円だが,甘栗かクッキーをひとつおまけにつけるという。叔父叔母たちが3000円のセットを購入。瞬く間に40個ほどが完売。ホテルで追加注文を受け付けるという。実はこの甘栗の袋は私の大学の売店で5元で売っているものと同じ。だから1箱20元。販売品は,おまけ分を足して4箱3000円と考えればよいから,1箱750円。今のレート1元15円で計算すると50元。ということは1箱につき30元の利益。40個で1200元。勤労者の1月の平均月収以上の額を稼ぎ出したわけである。妻に言わせると仕入れは10元ではないかという。そうすると1600元の利益。我々2人のツアー代1000元をあわせて2500元ほどの収入。商売人の鑑のような人である。
再び大連市内に戻り,中山広場と旧ヤマトホテル。ここでも何人かは40元のコーヒーを飲んだようだ。大連港では説明の後に真珠の説明。老虎灘公園は初めて行ったのでここだけは今日の収穫。絨緞の土産物売り場ではひととおり見ただけ。あとは車窓から。16時30分に帰って来たので1時間ほど7名と我々で勝利広場の地下商場の見学。これぞ中国という広さ。18時に夕食に行く一行を見送る。王さんが私に一言挨拶を,と言うのでツアーの皆さんに謝意を表した。バスを見送って飛行場に行く前にコンビニで食料品を購入。飛行場までタクシーで23元。
18時45分からチェクイン。CZ6542便。予定通り20時15分発。21時15分着。長春はやはり空気が涼しい。リムジンバスで市内に行き,到着場所で客引きのタクシーを避け,人民大街まで歩き,帰宅。信号にひっかからず行ったため6元。これは今までの最安。通常7元なのだ。歩数17951歩。

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