大濃霧の中千葉県再現に出かけた4日後、今度はぺたぞうは大雪の中、高速道路をつくばへ向かっていました。
目的地は、つくば美術館。
ここで、最近いろいろと協力させていただいているつくば大学の三谷教授が出展される「つくばメディアアート芸術祭」での、三谷先生の数学プラレール展示のお手伝いをさせていただいたのです。しかも、今回は先生のご専門の「折り紙」と切り離してプラレールだけの展示というので気合が入っているぺたぞうたちです。
■三谷先生の数学プラレールとはなんぞや、というのはこちら
http://star.ap.teacup.com/pettanesa/878.html
しかも今回、数ある展示のうちのひとつである「プラレールコース上をプロジェクタ投影した映像が走る」すなわち「プロジェクションマッピングプラレール」が、学生さんたちの手によって「プロジェクションマッピングを使って作られる」というこのエポック感!
この作成方法論に、新しい世界の幕開けを感じるぺたぞうです。
ぺたぞう:「プラレールの分かってるリーダー(難易度中)に、プラレールの分かっているフォロアー(難易度中)が従って作っていたレイアウトを、このプロジェクションマッピングによるプラレール製作は、プラレールとCGが分かっているリーダー(難易度大)に、何も知らないフォロアー(難易度小)が従って作れるように変換しているわけで、つまりはフォロアー側の難易度を機材含むリーダー側が吸い上げる形での変換に成功してるんですよ…。これは、レイアウトが巨大になればなるほど影響の大きくなるシステムですよ…」
何か難しいことを考えているぺたぞうですが、設営はそんな妙な崇高さとは関係なく、楽しく進みます。
三谷先生:「レイアウトを、壁に貼り付けようとしています」
というわけで、三谷先生のソフトで作られた図形プラレールをまずはとにかくレールをつないで現実化します。
それにガムテープを使ってレールを固定し、そのままピンと輪ゴムで壁に固定する、という作業。
駆けつけてくれたともちゃんさんと一緒に、プラレールで作られた図形を壁に固定していきます。
そして、クライマックスはプロジェクションマッピングのテスト。
電車の走らない、純粋な図形に特化したプラレールの世界は、新鮮な驚きでいっぱいでした。


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