よこすか産業祭りの会場をトレイントイズさんとみどりくんに任せて西に向かったぺたぞう達がたどり着いたのは、袋井の住宅展示場でのイベントの設営。
ここに先行してくれていたのは、10月のあたまに浜松のお寺でもご一緒した「いばプラ」のふーみちゃん。いばプラのボス、ひろさんから「一畳プラレールのスキルを勉強してきて!!」と送り込まれてきました。
さて、というわけでふーみちゃん、そーなんはひな壇からタンデムにつながる一畳プラレールと、その架橋相手の一畳プラレールを設営。ぺたぞうとちびぺたは、残り3畳を埋めるトミカシステムを低め、広めに作ります。
今回は分岐も投入し、さらに発売されたばかりの「トミカシステム・プラレール踏切」を導入です。
ぺたぞう:「ん……合わない…?」
トミカシステムは基本的に、一周して起点に戻ることを考えると各レールで奇数段降りることが必要になります。偶数段になると、コンベアの起点に戻った時に奇数段の高さズレが発生して通常では回収できなくなるのです。
ところが、この踏切は…
ぺたぞう:「直線2本分の長さで、3段降りてる…」
一旦踏切で止まった車両を動かせる角度を得るために、通常より1段多く降りていて、その結果1本が偶数段降りることになっているのでした。
さらに…
ぺたぞう:「ん?トミカシステムとプラレールの関係性、回収不可能…?」
トミカシステムの接続点からカーブを置いたときに、踏み切りを通過しているプラレールの上に来ない。つまり、このレールと道路は、この踏み切り以外に積み重なるポイントを作ることはできない、ということです。
ぺたぞう:「これは…使いどころが難しいぞ…」
というわけで、この踏み切りを使ったがために、町全体のプラレールとトミカシステムの配置がズレたまま固定されてしまい、全体の町を作るのに苦労したぺたぞう。
さらに坂が偶数段だったために、ほかに一箇所平面を入れて合わせなくてはいけなくなり、そのためにその直前で加速させる必要がでてきて…とトミカシステムでやることが
どんどん決まっていきます。
そしてなんとかレイアウト全体もできあがってきました。
さらにそのあと、そーなんによるプラレールアドバンス線も敷かれました。
しかしそーなんの悪い癖である「この路線のために、出来上がっていたメイン部分を壊して作り直す」をしようとしたために、見かねたぺたぞうによる苦肉の策での干渉回避。
というわけで、袋井のレイアウトも無事出来上がりました。
お手伝いに精を出したちびぺたは、午後は住宅展示場を周回しているトーマスに乗せてもらってご機嫌。
そして、中央広場で行われている移動動物園の園長さんとともに、動物を世話して回っていました。

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