翌日は、まずは浜大津の駅までみんなで移動。
寅さん:「浜大津にすごい路線があるんすよ。ちょうどぼーちゃんが京都在住なんで、案内させましょう。」
ぺたぞう:「すごい路線って?」
寅さん:「スタートが路面電車で、途中から登山鉄道になって、最後に地下鉄になる路線です。」
ぺたぞう:「???」
寅さん:「普通の4両編成の車両が路面を走るのは圧巻ですよ」
というわけで、寅さんが盛んに主張していた路線を見に来たのでした。
浜大津に仕事前に来てくれたぼーちゃんと合流して、路面を眺めていると、来ました!
ぺたぞう:「す、すげえ!!」

もはや道路に突然出現する壁です。
寅さんの推薦に間違いなし。
ひとしきり駅前で興奮したあとはもちろん乗車。山岳地帯を抜けるときには恐ろしい坂と激しいカーブの登山電車にはや代わりし、
そして京都にたどり着いたら地下鉄に。
3変化する楽しい路線でした。

地下鉄の入り口近くには、確実に何かが封印されていそうな山が…。

空転さんに、アニメコラボのきっぷのおみやげも購入。

京阪電車は「けいおん」とか、最近のアニメと積極的にコラボをしていることでも有名です。
昼過ぎにぼーちゃんと分かれたあとは、今回琵琶湖までやってきた真の理由。
琵琶湖大橋を渡り、そのむこうにある「ピエリ守山」へ。
寂れたことが話題になった時期もありましたが、行ってみるとなかなかの賑わい。
ここにプラレールレイアウトを作るのです。
今回は山城サイズ。そしてその中央を、プチ遊園地でおなじみの、乗れるプラレールが走り抜けるという構成。
寅さん:「そこのおもちゃ屋で、トミカのコンバインがめっちゃたくさん投売りされてるんだけど、買ってきて置く?」
などと軽口をたたきながら設営開始。

ちびぺたさんもお手伝い。
山城スタイルはいつもの形ですが、今回は横幅が90ではなく135、すなわち机1枚分幅が広い形になったため、その部分を埋める方法論にみんな腕組みしてしまいます。
ぺたぞう:「しまった…。我々は、90の倍数に最適化されてるから、45がプラスされると、とたんに戦闘力が落ちるんだ…」
とりあえずガーター橋を通したり、巨大駅を設置したりしますが、いわゆる一畳部分からはみ出した部分の、密度の薄さと、そこに発生する空間の多さはなかなか回避できません。
ぺたぞう:「ぬー、この場所が埋まらぬ。幸い、机に敷いてある布が緑だからおもちゃ屋でコンバイン買って来て置いて、畑ってことにして乗り切るか…」
寅さん:「ここもコンバインになっちゃいそうです。」
ぺたぞう:「今後、うまく路線を敷けなくて空いてしまう場所をコンバインと呼ぶことにしよう」
というわけで、新語
「コンバイン」が生まれたピエリ守山の設営も、夜9時を回るころには無事完了。

乗れるプラレールの通過も試験します。
前面展望を流すための巨大なモニタも設置し、満足したぺたぞうたちは琵琶湖のほとりを発ち、拠点を再び千里に移したのでした。


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