年末年始イベントラッシュの最後は、鳥取のべーやんさんも含めると4箇所同時開催になるイベントの3つめ静岡と4つ目埼玉。
さかのぼること1ヶ月ほど前、ぺたぞうのところに、静岡の担当者さんから電話がかかってきました。
担当者さん:「今回、2島に分けてもいいですか?」
ぺたぞう:「もちろん、何島でも大丈夫です。」
担当者さん:「そして、島と島を結ぶ橋を作って欲しいんです。」
ぺたぞう:「当たり前のようにやるつもりですが…」
担当者さん:「その下を、乗用5インチゲージが通ります。」
ぺたぞう:「おおっ!それは面白そう!」
担当者さん:「なので、橋は2mの長さでお願いします。」
ぺたぞう:「に、2m!?」
というわけで2mの距離を空中で渡る橋を架けることになった今回。
朝3時に静岡に到着した航海長さんをはじめ、今年一発目のレイアウトにみんなやる気十分です。
2つの島のうち1つは2畳の大きさなので、いつもの一畳プラストミカシステム峠道を設置し、架橋の礎とすることにしました。
こちらはそーなんが頑張って設営。
そして、そこから2mはなれてもう一方の1,35m×5.4mの島は、寅さんとぺたぞう担当。
中央にそーなん島からの架橋を受ける一畳プラレール部分を設ける必要があり、そこから左右に雛壇型の構造を作る。
そして雛壇バックストレートでは、赤い壁を設ける。
さらに雛壇は左右で逆斜めにセットする。
…という並べただけでわくわくする難問にチャレンジする寅さんとぺたぞう。あーだこーだと30分ぐらい悩みます。
そして、ルートが成立したらあとは作るのみ。一気に組み上げ。
乗用5インチの上を通るルートは、無くても大丈夫とは思うけれども、万が一を考えて支柱を入れます。
そして高すぎて手が届かないところは、そーなんの出番。いつもぬぼーっとしているそーなんですが、実はぺたぞうたちより10センチも身長が高いのです。同様に身長の高いたくぱぱさんが居ない今回は、高所作業は身長の高いそーなんのお仕事。
というわけで、無事レイアウトは完成。
これまでに無い高さ、長さの架橋。
赤い壁も設置。
先日からレギュラー化を目指している往復プラレールスイッチバック。
トミプラと違いを出したい寅さん、クロス型の2路線同時存在型スイッチバックに。
その裏側には、発生するS字を段差にしたという寅さん苦心のモチーフもあります。
リニアライナーも走ります。
そして全景。
無事、静岡レイアウトは完成。このレイアウトの制作の後、寅さんとそーなんの二人は新幹線でとんぼ返り。空転さんと協力して行田のイベント設営に向かったのですが、それはまた別のお話。

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