ちばモノレール祭りの翌週、ぺたぞうはたくぱぱさんと二人で、江戸川区のとある町に向かっていました。
行く前に寄ったプラたくで、たくぱぱさん手作りの「ヒカリアンディスプレイ」を見てから、シンカリオンで話が弾みつつ、あっという間に目的地駅前に到着。
そこに新しくできる薬局で、キッズスペースにプラたくブランドのレイアウトを設置するというお話があったので、お手伝いです。
今回は、なんと先に「専用ケース」ができているので「それに収める」ことが求められる形。
しかも、専用ケースは1畳6段分のみ。
一畳プラレールは省スペースでできるだけ楽しいことをやることをモットーに大きくしてまいりましたが、それでもさすがに6段というとやれることが非常に限られてきます。
現地に到着してまずはぺたぞうとたくぱぱさんで腕組みすることを30分。
ぺたぞう:「斜めレイアウトじゃあむしろつまんないですよね…」
たくぱぱ:「直交系にしちゃったら?」
ぺたぞう:「もっとやれること無くなっちゃいますよ…。ナナメ1Sと、直交1Sを組み合わせたレイアウトでやってみましょうか…」
というわけで、なかなか珍しい変速的なレイアウトベース。
そしてしばらく作っていましたが…
ぺたぞう:「これ…箱が先にあると作りにくいね…」
たくぱぱ:「ぺたぞうさん手が短いから届かないでしょ」
そして作っているとやはり直交座標系のクロスするポイントが壁に。さらにそこを
いつもなら超えるための倍直線も、横が1Sであるために置けない。
さらにさらにそのルートも坂を使っているため、橋脚に入り込めるルートがほとんどない…。
ぺたぞう:「完全にこの中央のラインが壁になってる…これはこの壁の上を通るしかないか…。たくぱぱさん、坂の上を抜けるから倍直とって。」
たくぱぱ:「あっ!」
ぺたぞう:「どうしたっ!?」
たくぱぱ:「…倍直忘れた…(・・。)ゞ テヘ」
ぺたぞう:「な…は、橋は…?」
たくぱぱ:「あっ!」
ぺたぞう:「…忘れたの?」
たくぱぱ:「忘れた。」
ぺたぞう:「じゃあ、地下レール繋げる!」
たくぱぱ:「4つしかないから…できるのは2回だけ…。」
難易度がうなぎ上りです。
ぺたぞう:「やってやろうじゃん!」
というわけで、むずかしければむずかしいほど燃える男。
坂で上ったり下りたり、カーブで外に振ったり。思いつく限りのテクニックを駆使して6段のレイアウトを作ります。もう、最初に「6段なんてつまらない」的なことを言っていたのは完全に撤回。たった6段でどんどん複雑なレイアウトが出来上がっていきました。
そして、昼前。汗だくになってようやく6段のレイアウトが完成。
普段、6段1畳2名なんて、15分で作るレイアウトなところ、2時間かかりました…。
なお、この数日後、地下レールをやっぱり橋に架け変えるために現地を訪れたたくぱぱさん。橋に変えたはいいけれど、
そこに通すための直線を忘れたそうです…。

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