ぺたぞう:「僕からカブトムシのにおいがする…」
前日汗だくの倒壊復旧から徹夜で車を飛ばし、朝5時にぺたぞうがたどりついたのは東京・秋葉原。
そう、夏・冬恒例の
「アキバ大好き祭」の設営にお呼ばれしたのです!
アキバ大好き祭りは、鉄道・プラレールに興味がないけれども、面白いモノは大好き、というアキバの人たちにプラレールの魅力を伝えるチャンスで、ぺたぞう一味としては非常に大切にしている機会。今回も大量のトミカシステムを導入し、現時点で日本一の高さのトミカシステムの巨塊を作ることを含め、「やりすぎ」をテーマに据えてチャレンジします。
しかも、今回は会場の都合で前日に設営の時間が取れないということで、後半はいわゆる「行動展示」になるというシビアな状況。
そんな戦場に、ぺたぞう、ちびぺたの他に、さわさん、空転さん&空転夫人、トミプラ、そーなん、うさQさんといったプラレール戦士が集結。
トミカシステムといえばトミプラ。そしてプラレールはそーなん、と、若くて軽い奴らをテーブルに上らせ、とにかく天井に少しでも近くを目指します。
そんな中、参加するときにはいつも何か工作をしている空転夫人。今回はこんなものを制作していました。
イラストレーターの「小武」氏に、キャッチーなイベント用イメージキャラクターを制作していただいたので、それを使って空転さんが作ったシールを、空転夫人がホワイトプラレールに貼って作られたラッピングカーです。
横で夫人が工作している間に、旦那はそーなんを動かしてレイアウトをどんどんつみます。
そして、トミカシステムタワー、および2つ作るはずのプラレールタワーが1つできたところで、はじめましての援軍、ともちゃんさんが到着。水中ニーソ組所属ですが、組み立て系おもちゃに興味があり、ぜひとも参加したいという強烈アピールを受け、今回参加していただいた水中ニーソ組からの刺客です。
ぺたぞう:「ともちゃんさん、はじめまして!さて、机に登ってください。」
はじめましてさんを容赦なく机に登らせ、背伸びの高所作業に従事させるブラック企業。
そしてもう一人はじめましてさんは、漫画家のよしづきくみちさん。
ご自身の仕事場でアシスタントさんの机にプラレールアドバンスを敷くほどのプラレール戦士(笑)ということで、この日アキバ近くに寄られるということで、設営の見学にお招きしたのでした。
到着するなりスケール感に喜んでいただきましたが、さらに食いついたのが、空転さん制作のラッピングカー。
「これ、いいっすね、自分も作りたい」ということで空転さんと大盛り上がり。
寸法やデザイン上の注意点がやりとりされるよこで、レイアウト制作は佳境で架橋。
テーブルの上からでも爪先立ちでさらに手が届かないレベルの上空に地下レールを架橋し、その上に瀬戸大橋!
例によってまったく息が合わないトミプラとそーなんの架橋に、ともちゃんさんもよしづきさんも興奮です。
こうして、アキバにプラレールの楽しさを伝える使命を負ったアキバ大好き祭プラレールは完成したのでした。
しかし、ぺたぞうはまだ帰路には着きません。4日前に家を出て、国際鉄道模型コンベンションの設営をし、桑名の設営をし、桑名の倒壊復旧をし、アキバの設営をした後は、そのまま国際鉄道模型コンベンションの撤収だったのです。
そうして、そーなんをアキバの保守に残し、ぺたぞう&ちびぺた、さわさん、トミプラ、ともちゃんさんの5人のプラレール戦士達はたくぱぱさんたちの待つ東京ビッグサイト方面へと消えていったのでした。

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