さて、時間は戻って8月中旬。
神楽坂というおしゃれな町に、おしゃれとは無縁なぺたぞうが向かっておりました。
目的地は駅前の商業施設「LAKAGU」。

(さわさん撮影)
新潮社さんの倉庫を改装して作られたこれまたおしゃれな商業施設です。
そこにプラレールレイアウトを作らせていただけることになったぺたぞうたち。
アウェー感満々な空間ですが、せっかくのお誘いなのでということでやってきました。
ところが、九段下あたりで道を間違えたぺたぞう、このあたりをぐるぐるしている間に到着が遅れ、たどりついたときにはすでに寅さんたちが設営をスタートしていました。

(さわさん撮影)
寅さん:「ぺたさん遅いからいつもどおりの6×3mパターンではじめておいたよ」
ぺたぞう:「いや、今日は違うんだよ。3×6mで、中央にゲートを作るの。」
寅さん:「は?いつもと90度違うってこと?」
ぺたぞう:「そう。」
寅さん:「でも6×3ではじめちゃ…」
ぺたぞう:「回せ。」
寅さん:「えでも」
ぺたぞう:「回せ。」
というわけで、スタートからレイアウトを載せた机が回転します。

(さわさん撮影)
今回も登場の茶々&にゃん太姉弟は、まずは橋の組み立て三昧。
今回は、コの字のレイアウトが中央の通路を挟んで背中あわせ、つまり][の状態で、間を架橋してゲートにする形状。
両側に広がったウイングの、正面側は左右にひな壇を広げる形。
そのため、ゲート部分の通常ナナメレイアウトとナナメの方向が一致する「正方向ひな壇」とナナメの方向が逆になる「逆方向ひな壇」が並ぶ形になります。
正方向ひな壇を担当したのはお昼でバイトに向かうことになってる寅さん。
こちらは、ナナメレイアウトを延長すればよいのでスムーズに作れますが、逆方向ひな壇は、ナナメの向きが違うため、一旦一つの点にルートを集約するか、完全に外側を通って別の場所で合流させる必要があります。過去に沼津の巨大L字ゲートの制作でぺたぞうと寅さんを悩ませた部分です。

(沼津での逆方向ひな壇の接続部)
そしてこの逆方向ひな壇を担当したのは、トミプラと、新潟から到着したお友達プラレーラーのmoke君、そして茶々姉さん。
案の定、あーでもない、こーでもないと悩みまくる3人。さらにメインゲートを担当したそーなんがいつものごとく人の話を聞かずに勘違いしたレイアウトを作るので、さらに問題が複雑化。ぺたぞうも合流して、5人がかりで何とか問題をクリアしていきます。
そしてゲートのベースとひな壇ができたところで、棟上です。
地下レール結束は、今回moke君が担当。
背中合わせの信頼感。
無事にゲートが完成されました。
そして、そこで登場したのが、ぺたぞうとカメラカー関連の打ち合わせに現れた赤いアメーバのpoke氏。
pokeとmokeの競演です。
ただ打ち合わせのために寄ったはずだったpoke氏、なぜかそのまま、トミプラと一緒にトミカシステムを組み始めます。
そのころ、おうちが遠いので先に返る茶々姉さんはあちこちに転がっているカラー橋脚を拾い集めると、こんなことを。
素敵なレインボー橋げたの完成です。
そしてトミカシステムとそーなんの螺旋&リゾートライナーゾーンが完成したら、レイアウトは完成です。
ですが、今回はこれでは終わりません。
建物の外にデッキテラスがあるこの施設、そのテラスに一畳プラレールを飾って、駅の目の前で目立たせようという計画。
そのための一畳プラレールを制作です。
こちらは、ぺたぞうとさわさん主導で、新潮社の社員さんにもお手伝いしていただきました。
というわけで、夕方には大規模レイアウトと外用一畳プラレールの2つが、無事完成。

正面方向から

裏面方向から
こうして出来上がった神楽坂レイアウト、翌日には300名を超えるかたがたが見に来てくださったそうで、番をしていたトミプラの悲鳴がツイッターにとどろいておりました。
そして、このレイアウトは週刊新潮に取材され、現在、プラたくに飾ってあります。
http://purataku.seesaa.net/article/425107286.html

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