夏休み前最後の土曜。
ぺたぞう達はプラたく本社裏の庭用水道で、ドキドキマウンテンの丸洗いをしていました。
大きいためになかなか出番がなく、物置に積まれていた10個のドキドキマウンテン、ようやくその出番がやってきたのです。
そして水洗いを終えたドキドキマウンテンを日干しすると、それを抱えたプラレール戦士たちが車に乗り込みます。
向かうは川口、にじいろトレインさんです。
■にじトレさんでの前回のイベント
http://star.ap.teacup.com/pettanesa/686.html
今回、にじいろトレインさんから夏休みのイベント用レイアウトの設営をしてよいとのお言葉をいただいたぺたぞう達。
お客さんの年齢層が低く、地面に座って手押しの遊びの多いにじいろトレインでは、いつもの立体レイアウトよりも平面的なモノのほうが受ける。
前回のイベントでまるで自分たちの存在価値の否定かのような結論を出していたぺたぞうたちは、ならばということで、平面でしか使いようのないアイテムの大量投入に踏み切ったのです。
というわけで、にじトレさん営業終了後18時から、まずは腹ごしらえして、そして設営開始。
寅さん:「で、山をどう並べます?」
ぺたぞう:「そんなん、テキトーに山を転がして止まったところに置い…」
にじトレさん:「………」
ぺたぞう:「高度な分析と緻密な計算に基づいて大胆かつ的確に配置したまえ。」
クライアントには勝てません。
というわけでドキドキマウンテンを、にじトレさんの所持分も含めて合計11個設置。
そして山と山の間に架橋していきます。
ジョイントが同じ方向を向いてしまうので、そこは4分の1レールで変換。
そしてトンネルをぬけようとするとどうしてもS字を使う必要がでてきます。
そうなると、もはや理論的に繋ぐのはかなり難易度が高くなってきます…。
すずめさん:「ちわー、お久しぶりですってえ!なんでまがレール使ってんですか!?」
ぺたぞう:「だってつながらないんだもん。」
そしてその山の間を縫うように新幹線用高架を敷きます。
ぺたぞう:「これいいね、山のレールって必ず0段か2.25段だから、1段の高架がまったく干渉せずに敷けるんだ。」
そして4時間程かけて11個すべての山がつながり、ぺたぞうがテクニックを駆使してまがレールを可能な限り抜いて、新幹線用線路も敷かれて、レイアウトは完成。
お店入って手前が町ゾーン。奥が山ゾーン。
平面的でも面白いレイアウトになった、と満足のぺたぞう達でした。
ぺたぞう:「これ、一番高いところでも2.25段しかないぞ…」
さて、このイベントを持って、鳥取から上京していたプラレーラーのべーやん氏が鳥取に帰ることに。
万感の思いではありますが、再び一緒にプラレールすることを誓い、しばしのお別れです。
そしてべーやん氏と別れたぺたぞう達は、今度は空転さんと合流すべく、同じ埼玉の北本へ向かいます。

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