6月最初の週末。
ぺたぞうから寅さんに連絡が入ります。
ぺたぞう:「寅さん……たすけて……」
連絡をうけた寅さんがぺたぞう宅にかけつけると、ぺたぞうは地面を這いずっております。
ぺたぞう:「じつは、ぎっくり腰で動けなくて…」
寅さん:「寝てればいいじゃないですか。」
ぺたぞう:「明日、umiのいえでプラレール講習会で…」
というわけで、寅さんの手を借りて部材を積み込むと、車の座席の形がうまくフィットして座ることができたぺたぞうの運転で、横浜umiのいえへ向かったのでした。
umiのいえは子育て支援施設で、これまでも何回かプラレール組み立て講習会を開催していて、講師としてお呼ばれしておりました。
今回も、待ちに待った開催ということで、たくさんのご応募をいただいたとのことです。
前日搬入してお泊りさせていただき、参集したトミプラ氏と寅さんは最近プラレールの情景に、ということでハマりつつある3Dパズルの高層タワーを作っていました。
そして、プランがまとまったところで前日準備。
今回は、最初にベースとなる周回ラインを作った上で、その上に6か所の「途中まで作った立体プラレール」を置いておき、参加者にはそれをさらに好きなように完成させてもらいます。そして最後に、周回ラインの上空に周回瀬戸大橋をかけて迫力を出して終了にしよう、というプランです。
初心者向けなのでS字やナナメは使わず、すべて90度で曲げてもらうという前提でベースを制作開始。
一つは、ぺたぞう達が作った「作例」です。これを見て、いろんな方法を見つけて自分のところに反映してもらいます。

周回とその上に配置されるベースは、台所側からスタートし、

居間の窓側を回り、

隣の部屋で終了。
これを、12組のご家族が、協力して作っていきます。
制作中はぺたぞうは講師で大忙しだったため、みなさんの様子はumiのいえのブログで…
http://www.uminoie.org/2014/06/68.html
そして、完成品はこちら。

台所側からスタートした24畳に及ぶ巨大レイアウトは窓際を通って別部屋へ。

別部屋にもこんなすごいレイアウト。
これらが「斜め」「S字」を一切使わずにつくられています。素晴らしい。
もう本当に、大人が真剣になって考え込んで、楽しみにしている子供に応える、というプラレーラーの楽しみを感じてもらえる、いい講習会になったと思います。
というわけで、みなさんの力を借りてお片付けした後は、カレーをごちそうになって、しばらくみなさんとお話してから帰路についたのでした。
おしまい。

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