万世橋プラレール要塞を建築し終えたぺたぞう、次のミッションは横浜のとある商店街からのお願いでした。
商店街のお祭りで、空き店舗の中に一畳レイアウトを制作してほしい、というお話。
ただ、いつもと違うのは、「部品は全部商店街が購入」というところです。
商店街会長(浜松のひろさん似):「で、橋桁はどれぐらい必要でしょうか…」
ぺたぞう:「えー……ひ、150袋ぐらいなんですが…」
会長(ひろさん似):「……150?」
ぺたぞう:「150。」
会長(ひろさん似):「150『個』」ではなくて?」
ぺたぞう:「150『袋』。900個。」
会長(ひろさん似):「………がんばります。」
900にはたどり着かなかったものの、700個レベルで集めてくださった商店街さん。
代わりに、と場所を当初1畳の予定を、4畳の場所を確保してくださいました。
その意気込みに応えるべく、ぺたぞうは全力で取り掛かります。
高層部分を斜め鉄橋、ただし斜め楕円モチーフではなく、楕円モチーフの途中に斜め鉄橋を作る、もともとの斜め鉄橋の発生要因となったパターンで準備するため、全体のレイアウトを、そこからの延長とします。
全体を壁に沿って長くし、お子さんたちが喜ぶロング大鉄橋を設置します。
このベースに対して、「斜め楕円モチーフ」をかませることで、見た目に面白い立体交差を作りました。
このモチーフ両方の出発点となっている、一番奥のカーブポイントは地下レールによる橋桁キャンセルも使った複雑なジャンクションになって、ぺたぞうは一人で興奮です。
というわけで、14時ぐらいから設営開始、18時までの設営でこのような全景となりました。
レイアウトは、翌日のお祭りでもご好評いただけたようです。
ちなみに途中買い物に出たるきさんが普段と違う平面展開をしているぺたぞうを心配し、4分の1レールを買ってきてくれるという「内助の功」がありました。
が、この「プラレーラー的に『わかってる』」内助の功とは裏腹に、残念ながら、もはやこのレベルの平面展開ではぺたぞうさんは4分の1等の調整レールのお世話にはならないのでした(笑)
るきさん:「せっかく買ってきてあげたのに、つまらないのです。」
ちびぺた:「こまち、はしらせるのー」

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