12月8日
ひさしぶりの高砂でのでんしゃ王国設営日、たくさんのプラレーラーが高砂に集まりました。
■ケロさん
(ケロプラレール)
■たくぱぱさん
(プラたく日記)
■せーじさん
(twitter)
■こうさん
(大人プラレール)
■さわさん
(twitter)
■夢すずめさん
(プラレールとトミカタウンとぼく)
■寅さん
(高専生のプラレール)
■トミプラ
(twitter)
■チーズベーグルくん
(気ままにプラレール)
■みどりくん&わかばさん
(【子育て&モバイル奮闘記】)
■空転さん
(空転駄目日記)
■黒坂あくるさん
(twitter)
■プラレールマニアくん
(プラRAILWAYS!)
■すいっぴさん(お客様)
■イツウさん(お客様)
今回のレイアウトは、今後のイベントで役立つ知見を得ることを目的に、3つの一畳プラレールを建てて、その上を王冠で繋ぐレイアウトを作ります。
さらに、サイドにテーブルを置いて、トラックマスターとプラレールアドバンスの大型レイアウトを設置するというプラン。
ひさしぶりに依頼による設営ではないため、みんなまったりモードで、まずはさわさんのアメリカ土産であるトラックマスターを開封しますが…。
さわさん:「で、タワーワンってどれ?」
寅さん:「これタワーっぽいですが…?」
さわさん:「それはタワー2って書いてあるな。」
寅さん:「じゃあこれ?」
さわさん:「タワー3って書いてある。」
寅さん:「これかな…」
さわさん:「タワー4って書いてあるな。」
寅さん:「タワーいくつまであるんすか…」
トラックマスターはとにかく部品が複雑にも関わらず説明書がアメリカンスタイル(すなわち非常におおざっぱ)なため、設営がパズル。さわさん中心になんとかつくりあげ、そのアクションにみんなで大爆笑。
■miwaさんが撮影したトラックマスターのアクション
その向こうで、今回導入した「乗れるトーマス」に静かに乗っているちびぺた。
たまに空転音がするので見てみると、柱の角に足の小指がぶつかって止まっているのに呆然としたままそれを見つめている本人(ちびぺた)にみんな爆笑。
そんな笑いに包まれた設営でしたが、設営自体は本格的。
一畳プラレールを3本つくり、今回はイベントでの使用を前提として高架駅を設置。すると、その最外周は高架駅の上部は通過できないために使用できなくなり、一畳プラレール間に架橋した場合は、その高架駅を避けるルートを設置せざるを得なくなります。
これまでは高架駅を避けて内部に入り、上りながら一回転して内側の直線に乗り、反対側へわたる、というルートを使っていました。
しかし、この場合、2階層を使って1路線を通すため、プラロード大鉄橋など、積層的な情景を使うためにはさらにこの2階層を縮める構造を作る必要があり、なかなか大変な作業でした。
今回、空転さんとぺたぞうで散々悩んだ末作り出したのがこちらの突起型構造。
無理なく駅を避けて、平面でルートを繋げることができるようになりました。
ぺたぞう:「これは大発見ですね。これで今後の設営がいろいろとかなり楽になりそうです。」
さわさん:「それはいいんですが、これ、オスメスが坂曲線が使えない向きです。」
ぺたぞう:「なにっ!?」
坂曲線ABには裏表があり、オスメスの向きがある回転方向でしか設置することができません。一畳プラレールではオスメスの向きは一度設置したら何か工夫をしない限り同じ回転方向を向き続けるため、最初から坂曲線の向きに合わせてオスメスを決定するというのが鉄則になっています。
その向きを決めるときの指針が、カーブレールの裏側についているリブのようなポッチ。実は、このポッチがついているほうが公式には「表側」で、これが表に来るように繋いでいれば、同じ向きで坂曲線が設置できるのです。
今回、高架レールで作った「突起構造」も、同じようにポッチのある表を坂曲線の向きと合わせたはずでしたが…。
ぺたぞう:「なんてこった……高架レールはポッチがあるほうが「裏側」なんだ…。」
全員:「紛らわしい!!」
そのころ、よっぱらいケロさんによってよっぱらいにされたこうさんと仲間たちは、衣装ケースを踏み抜いたりしつつもアドバンスレイアウトを作成。
フル編成が映えるようなすばらしいレイアウトが出現。
そうかと思うと、めずらしく静かな寅さんが端っこでプラロードレイアウトを造っていたり。
そして、最後には出来上がった一畳レイアウト同士を地下レール7本をつなげたもので架橋。
そして、夜7時を越えたころ、今回のレイアウトが完成したのでした。


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