4月8日日曜日。
ぺたぞうは朝早くから京葉臨海鉄道千葉貨物駅構内に居ました。
ぺたぞう:「貨物がいっぱい!」
ちびぺた:「ぷごっ!」
今日は「りんてつ」の50周年記念イベントで、われらが懸垂式工作師範ささにゃん氏のお誘いにより、お邪魔してプラレールレイアウトを披露することになったぺたぞうです。
普段立ち入ることのできない駅構内に、ぺたぞうもちびぺたもきょろきょろしながらうろつきます。
折りしも桜が満開。
ちなみに写真が横長なのは、ちびぺたにデジカメを握りつぶされたぺたぞうがしかたなく携帯電話で撮影したからです(笑)
さて、今回はおもしろい趣向で、イベントブースはコンテナの中。
ささにゃん氏一行で2つのコンテナをお借りしました。
ぺたぞうたちが到着してすぐ、ささにゃん氏と寅さんも到着。
早速、まだ早朝でだれもいない構内の地べたにプラレーラー基本姿勢でコンテナ比較写真を撮るぺたぞう。
ささにゃん氏は早速「2畳プラレール台」の設置を開始。
今回、ささにゃん氏の発案で、けいぷらのコンテナやタンク車などの資材を使って、コンテナヤードを作る寅さんを「行動展示」しよう、という企画が実施。
寅さんがさっそく準備に入ります。
そんな中、ぺたぞうがあるものを見つけます。
ぺたぞう:「寅さん!あれ!あれ!」
寅さん:「おおっ!ホンモノっすね!比較写真比較写真!」
このころになると掘り出し物を狙うファンの皆様がすでに正門前に並び始めるその視線の中、興奮して日通トラックのホンモノとプラロードを並べて写真をとるおっさんと高専生。
さて、途中、車の中で見学をしていてそのうちつまんなくなってパパの車用小銭入れから小銭を出して窓枠に並べて遊んでいたちびぺたに、暇ついでにシートベルトのバックルに5円玉を詰められて引っこ抜くのに難儀したり、直線が圧倒的に足りなくなってぺたぞう家まで取りに帰ったりと、なんとなくいつもとは違うタイプのハプニングの連続。
それでも順調にレールが積み上がります。
寅さんのヤードもどんどんできあがります。
ささにゃん氏は、コンテナとコンテナの間にちょっとした展示物を。
ささにゃん一味のカスタムプラレールが並びます。
途中、さわさんも駆けつけ、立体レイアウトも佳境。
裏側の設置のためにコンテナの後ろを全開しての作業。
コンテナの開閉などめったにやることのできない作業にぺたぞうもさわさんも子供のように興奮しておりました。
さて、開場時間を15分ほどオーバーしてレイアウトは設置完了。
今回、一番上のレーンにアドバンスやAE100を走らせつつ、内側にはこんなものも。
千葉モノレールの新型車両「アーバンフライヤー0系」の試験塗装色。
京葉臨海鉄道のディーゼルカー「KD55」
そして貨物ヤードにはトップリフターやフォークリフトに混じって、こんな子も。
「ピットストップ?」
さて、イベント自体は大盛況。お花見も兼ねてか、家族連れがたくさん来場されていました。
今回、レイアウトもいつもどおりお子さんたちの目を惹きましたが、それ以上に好評だったのが、大量のコンテナと超長大編成の貨物列車が走るヤードレイアウト。
しかも子供達が寅さんに指示を飛ばします。
「そのでんしゃうごかして!」
「そっちでだっせんするよ!あーあ!」
寅さん:「あ、案外厳しいっすね、お子様…」
鉄道知識も豊富な寅さんが、お子さんの質問に答えたりしながらでんしゃを動かしたり脱線を直したり。
ささにゃん氏:「これは、新しい形の展示が見えて来ましたね。」
ぺたぞう:「ええ…」
そんなてんてこ舞いの寅さんを見ながらニヤリとする二人。
女性:「そっち脱線してますよ」
寅さん:「はいはい……って、母ちゃん!?」
さて、途中、さわさんに現場を任せ、もう遊びにいきたくてたまらないちびぺたを連れて少しうろつきに出たぺたぞう。
駅の石碑の前で記念写真。
ささにゃん氏に
「日本で1つしかないタンクだよ」といわれて、よくわからないけど写してみたタンク車。
……などと、うろうろしていると、もう終わりの時間となっていました。
今回は14:30までと、他のイベントよりも短い時間設定だったのです。
というわけで、誰もいなくなった会場で、最後にレイアウトの写真を撮るぺたぞう。
たくさんのお客さんにもご来訪いただき、寅さんの行動展示も好評で、非常に有意義だった今回のイベント。
次回は8月19日に行われるそうですが、けいぷらは残念ながら別の大きなイベントと重なってしまっており、出展不可能です。
その別のイベントの案内については、またいづれ…。

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