さて、準備完了して開場を待つぺたぞう。
電車も全部で8台用意し、エネループ装着完了です。
10時半を過ぎたころにいらっしゃった、最初のお客様を皮切りに、どんどん集まってくるお子さんたち。その数は予想以上、常時8人ぐらいが駆け回っています。
お子さん:「ぼくもあそぶー!」
喜んだお子さん達は走っている電車をつかむと、それをいろいろなところからいろいろな向きに走らせ始めます。
当然いろんなところで正面衝突でおおさわぎ。
お子さん:「あー!しょうとつした!」
レイアウトのなかに、まるで巣に手をつっこんで
うなぎを引っ張り出すようににゅるっとつかんで電車を引っ張り出します。そしてそれを走らせては正面衝突。
ループ状態です。
ついには
「正面衝突楽しいな〜♪」と合唱になる始末。
もはやぺたぞうはグロッキー状態で放心した表情で椅子で燃え尽きています。
そんな喧騒のなか、もくもくと一箇所に木を集める子や、電車を駅に並べ続ける子も。
輪の外で寂しそうにしている子に、ぺたぞうがマリンライナーを渡して遊ばせてあげようとすると…
お子さん:「しょうなんしんじゅくらいんがいい。」
持ってきてないの、ごめんね、とぺたぞうが謝ると、
お子さん:「ちかてつしんとしんせんがいい。」
それもありません。
お子さん:「よこはませんがいい。」
すみません…
お子さん:「かいそくあくてぃがいい。」
……
お子さん:「とうざいせんがいい。」
チョイスが渋すぎです。
そうかと思うと別の子は、新幹線を指しながら
お子さん:「これに乗ったことあるよ!」
ぺたぞう:「へえ!どこで乗ったの!?」
お子さん:「えちごゆざわ。」
お子さん:「これもみたことあるよ!」
ぺたぞう:「どこでー?」
お子さん:「えちごゆざわ。」
お子さん:「これも乗ったよ!」
ぺたぞう:「どこでどこで??」
お子さん:「えちごゆざわ。」
何回越後湯沢に行ったのか。
まったくいろんな子がいます。
そして、午後になってやってきた姉妹の「マキちゃん」「カナちゃん」(仮名)は、新幹線をつかんで電車を追いかけっこさせることに熱中。
やたらと真剣に追いかけっこさせてよろこんでいます。どうやると相手を引き離せるのか、研究を始めたりします。
マキちゃん:「うちの子(新幹線)は、どうもプレッシャーに弱いのよね。」
ぺたぞう:(プレッシャー!?)
どうやら追われると弱いらしい新幹線(笑)
いろんな表現があってとても面白いです。
そんな感じで約6時間。
日も傾いたころ、今回のイベントも終了となりました。
夕日に照らされるプラレールと、一緒にお子さん対応で疲れ果てた黒木さん。
そしてこれから解体です。
次回は23日、馬込ハウジングギャラリーにて。
次はどんなプレッシャーが新幹線にかかるのでしょうか。
楽しみです♪

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